2024.02.20

リノベーションでは抜けない柱がある!見分け方や活用方法などをご紹介

こんにちは!中古住宅仲介・リノベーションを行う不動産会社「しあわせな家」の山田です。

 

リノベーションでは理想の間取りに変更できるのも魅力の一つです。

しかし、住宅では構造上どうしても抜けない柱が存在します。

柱が抜けないと思いどおりの間取りにすることができないこともあるため、リノベーションをする上で柱の位置は非常に重要なポイントです。

 

そこで今回は、木造軸組み工法の戸建住宅のリノベーションで抜ける柱と抜けない柱の特徴についてお話ししていきます。

見分け方や抜けない柱の活用方法などもご紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね!

リノベーション

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リノベーションでは抜ける柱と抜けない柱がある!

リノベーションでは間取りの変更をすることによって、ライフスタイルにあわせた快適な空間に仕上げることができます。

リノベーションの間取り変更でポイントとなるのが「柱」。

実は家の柱は構造上の理由から、抜ける柱と抜けない柱があります。

 

木造軸組み工法の柱には主に次の3種類があり、種類によってリノベーション時に抜けるか抜けないかが変わります。

  • 間柱(まばしら)
  • 通し柱(とおしばしら)
  • 管柱(くだばしら)

 

リノベーションで抜ける柱と抜けない柱について、詳しく見ていきましょう。

 

「間柱」は抜ける

間柱は壁の間などにある細い柱で、壁に張る合板や石膏ボードなどを支える役割を持ちます。

間柱は構造部材ではないため、リノベーション時に抜くことが可能です。

 

間柱は主に壁を支える柱なので、間取り変更で壁を撤去する場合は、その壁にある間柱も必要ありません。

 

「通し柱」と「管柱」は抜けない

通し柱と管柱は家を支える役割を持つ柱で、基本的にリノベーション時に抜くことはできません。

 

通し柱は家の中で最も重要な柱。

家の土台から軒までつながっていて、主に建物の端にあります。

真四角の形状の家なら主に四隅に、少し複雑な形状の場合には4本以上の通し柱が入っています。

これを抜くと耐震性に影響を及ぼし、屋根などが崩れる危険性があります。

 

管柱は床や壁などを支える役割を持つ柱です。

2階建て住宅の場合は1階と2階にそれぞれあり、1階では1階の天井と2階の床まで、2階では2階の床から天井や屋根まで通し、建物を支えています。

 

なお、管柱は梁や桁(けた)で補強して耐震性や強度を確保すれば抜ける場合もあります。

 

リノベーションでは通し柱や管柱のように、どうしても変更ができない場合があり、できる範囲に合わせてプランを練る必要があります。

詳しくは下記コラムでご紹介していますので、あわせてご覧ください。

リノベーションでできること・できないことは?戸建てとマンションで確認!

 

 

リノベーション時に抜ける柱と抜けない柱の見分け方

図面

リノベーションで間取り変更を検討しているなら、事前にどの柱が抜くことができて、どの柱が抜けないのかをチェックしておく必要があります。

抜ける柱と抜けない柱は、図面を見れば見分けることができます。

 

図面では、どの柱がどの種類に該当するのかがひと目でわかります。

 

抜ける柱である「間柱」には、「/」が書かれています。

 

一方、抜けない柱である「通し柱」には、「×」を「○」で囲んだ記号が書かれています。

同じく抜けない「管柱」には、「×」が書かれています。

 

ただし、図面が残っていない場合や、図面の情報が古い場合は、図面だけでは判断できない場合があります。

実際に柱が抜けるかどうか判断するには、耐震診断など構造的検討が必要になることもあります。

 

どの柱が抜けるかどうかを正確に知りたい場合は、リノベーション会社に相談して確認してもらいましょう。

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リノベーションで抜けない柱はどう活用する?

通し柱や管柱といった抜けない柱は、せっかくリノベーションするのであれば、その柱を間取りに活かしてみてはいかがでしょうか?

 

例えば、存在感のある通し柱をあえて空間のアクセントにしたり、柱に板を設置して収納棚や飾り棚として活用したり、部屋の仕切りにしたり。

不要に思えた柱も活用次第で、ほかにはないおしゃれな空間に仕上げる重要な存在になりますよ。

 

しあわせな家の柱を活かした事例をご紹介!

しあわせな家の、抜けない柱を残した施工事例をご紹介します。

ぜひ、お家づくりの参考にしてくださいね。

 

2世帯住宅の間取りと広さで「自宅で開業」の理想を叶える家

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部屋数を減らして広い1つの空間をつくったリビングは、強度保持を考えて、柱をあえて残しました。

 

裸の柱の表面を丁寧に磨き、保護材を塗っただけの素朴な佇まいで、奥様がお気に入りの“見せる柱”として、住まいのポイントになっています。

 

受け継いだ実家の思い出も大切に、 賃貸へ繋げるリノベーション

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抜ける柱も含めて、柱を多く残してリノベーションしました。

もともとあった柱のままではなく、表面を木の板で化粧貼りすることで、古民家風デザインの空間とマッチしています。

 

柱を出すことで、空間を広く見せたり、デザインのアクセントになったりという効果が。

 

また、柱にはハンモックの金具もつけられており、ハンモックを楽しんだり、室内干しに活用することができ、柱を活かした暮らしを楽しんでいらっしゃいます。

 

 

リノベーションで抜けない柱は活かして魅力ある住まいに

柱には主に「間柱」「通し柱」「管柱」の3種類があり、種類によってリノベーション時に抜けるか抜けないかが変わります。

 

間柱は壁の間などにある細い柱で、壁に張る合板や石膏ボードなどを支える役割を持ち、リノベーション時に抜くことが可能です。

一方、通し柱と管柱は家を支える役割を持つ柱で、基本的にリノベーション時に抜くことはできません。

 

抜ける柱と抜けない柱は、図面を見れば見分けることができます。

抜ける柱である「間柱」には「/」が書かれ、抜けない柱である「通し柱」には「×」を「○」で囲んだ記号、「管柱」には「×」が書かれています。

 

通し柱や管柱といった抜けない柱は、空間のアクセントにしたり仕切りにしたりと、間取りに活かすのがおすすめ。

抜けない柱を活用して、ほかにはない自分だけのリノベーションを叶えましょう!

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