2024.02.26

中古住宅の現金一括購入のメリット・デメリットは?迷ったときはどうする?

こんにちは!中古住宅仲介・リノベーションを行う不動産会社「しあわせな家」の山田です。

 

中古住宅を購入するにあたって、現金で一括購入するという方法があります。

一括購入にはさまざまなメリットがありますが、デメリットもあるため、支払う前に確認しておくことが大切です。

 

そこで今回は、マンション戸建など中古住宅の一括購入についてお話ししていきます。

一括購入のメリットやデメリット・注意点、一括購入するか判断するポイントなどもご紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね!

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中古住宅を現金一括購入するメリットは?

中古住宅を現金で一括購入するのには、さまざまなメリットがあります。

詳しくみていきましょう。

 

メリット①金利負担がない

住宅ローンで支払う必要がある金利の負担がないことが、一括購入の大きなメリットの一つ。

 

住宅金融支援機構【フラット35】によると、借入期間21年以上35年以下で融資率9割以下の場合の最も多い金利は年1.820%です。(※2024年2月現在)

 

例えば、借入額が3,000万円の場合、返済期間を最長の35年とすると、総返済額は4,059万円になります。

一括購入であれば、住宅ローンを組むよりも1,000万円以上費用を抑えることができるのです!

 

金利上昇リスクも気にしなくて良いので、将来に向けて計画的に貯蓄できるなどのメリットもあるでしょう。

 

メリット②手数料などの諸経費がかからない

住宅ローンを組む際には、保証料や事務手数料、印紙代、抵当権設定費用、団体信用生命保険料など、さまざまな手数料が発生します。

 

一括購入であれば、これらの諸経費が一切かかりません。

 

なお、不動産会社を通して中古住宅を購入する際は、一括購入の場合も仲介手数料が発生します。

詳しくは下記コラムでご紹介していますので、あわせてご覧ください。

中古住宅を購入する際の仲介手数料は?計算方法もご紹介!

 

メリット③手間がかからない

住宅ローンの事務手続きは手間がかかります。

 

事前審査や申込、本審査に加え、金銭消費貸借契約、抵当権設定などを行う必要があります。

また、書類を揃えたり、金融機関に何度か足を運ばなくてはいけません。

 

一括購入であれば、これらの工程がすべてないため、中古住宅の購入がスムーズに進みます。

 

メリット④中古住宅購入の交渉が有利になる

一括購入はスピーディーに売買が進むため、売主にとってもメリットが大きいです。

そのため、ほかにその住宅の購入希望者がいる場合は交渉順位が上がったり、値引きに応じてもらえたりと、買主に有利に進む可能性もありますよ。

 

 

中古住宅を現金一括購入する際のデメリットや注意点

中古住宅の現金一括購入にはデメリットや注意点もあります。

購入前にしっかり確認した上で検討することをおすすめします。

 

デメリット①減税措置が受けられない

住宅を購入する際に住宅ローンを利用すると、住宅ローン減税が適用されます。

住宅ローン減税が適用されると、年末時点での住宅ローンの残高の0.7%が、中古住宅の場合は最長10年間(新築は最長13年)にわたって、所得税や住民税から控除されます。

 

住宅ローンで支払う金利と住宅ローン減税で控除される額をシミュレーションして検討してみると良いでしょう。

 

デメリット②現金が減る

中古住宅を一括購入するということは、手元の資金が減るということです。

一括購入しても潤沢な資金があるのであれば問題ありませんが、資金がほぼ残らない場合は注意が必要です。

 

住宅購入後は、固定資産税や不動産取得税などさまざまな税金の支払いが発生します。

これらを支払う余力がないようであれば、一括購入は今一度しっかり考えることをおすすめします。

 

デメリット③団体信用生命保険に加入できない

一般的に、住宅ローンに加入する際は団体信用生命保険に加入します。

団体信用生命保険は団信とも呼ばれ、住宅ローンの契約者に万が一のことがあったときに、住宅ローンをゼロにできる保険です。

契約者が死亡したり高度障害などになったりした時点で、住宅ローンを返済する必要がなくなります。

 

団体信用生命保険は住宅ローンを受けるときのみ加入できるので、中古住宅を現金一括購入する場合は加入できません。

 

デメリット④税務署の調査が入る可能性がある

中古住宅の購入には数千万円の資金が動きます。

そのため、資金の調達経路などを確認するために、税務調査が入る場合があります。

 

なお、資金調達方法として贈与があった場合は、贈与税を支払う必要があるので注意しましょう。

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中古住宅を現金一括購入するか迷ったら

今回ご紹介したように、中古住宅の現金一括購入にはメリットとデメリットがあるため、しっかり検討することが大切です。

 

資金に余裕がある方は、中古住宅の現金一括購入がおすすめです。

一括購入であれば住宅ローンの金利を支払う必要はありませんし、手間や諸経費の支払いも発生しません。

中古住宅を購入しても資金に余裕があるかどうかを、一つの判断基準とすると良いでしょう。

 

また、住宅ローンの利用が難しい方も、一括購入であれば中古住宅の取得が可能です。

健康面で不安のある方や、過去の借入によって審査が通らない可能性がある方は、現金一括購入であれば問題なく購入できます。

 

なお、中古住宅を購入してリノベーションをする場合、どちらの費用も一括で支払うことはもちろん可能ですし、両方もしくは片方のみローンを利用することもできます。

詳しくは下記コラムでご紹介していますので、あわせてご覧ください。

中古住宅を購入しリノベーションする場合のローンを解説!注意点もご紹介

 

 

中古住宅の現金一括購入はメリットとデメリットがある!

中古住宅を現金で一括購入する場合の主なメリットは、「金利負担がない」「手数料などの諸経費がかからない」「手間がかからない」「中古住宅購入の交渉が有利になる」です。

 

一方デメリットには、「減税措置が受けられない」「現金が減る」「団体信用生命保険に加入できない」「税務署の調査が入る可能性がある」といったものが挙げられます。

 

資金に余裕がある方は、中古住宅の現金一括購入がおすすめです。

一括購入であれば住宅ローンの金利を支払う必要はありませんし、手間や諸経費の支払いも発生しません。

また、健康面に不安がある方など住宅ローンの利用が難しい方も、一括購入であれば中古住宅の取得が可能です。

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