2021.02.24

掃除しやすい家とは?キッチン・リビングなど間取りのポイントを紹介

こんにちは。中古住宅仲介・リノベーションを行う不動産会社「しあわせな家」の高田です。

 

毎日の掃除、大変ですよね。

今回は「掃除しやすい家」という視点で、間取りや設計をご提案したいと思います。

 

憧れの間取りやデザインの家にしたいのはもちろんですが、その中でちょっとしたポイントを押さえるだけでも、掃除の時間や手間を短縮して楽に掃除ができる家になりますよ!

 

掃除しやすい家の特徴や部屋ごとのポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!

リビングで掃除機をかける女性

 

掃除しやすい家を造りたい!どんな家が掃除しやすい?

毎日の家事、お疲れさまです。

憧れの間取りやデザインの家も素敵ですが、掃除の手間を少しでも減らせる「掃除のしやすい家」もぜひおすすめしたいところ!

 

具体的に掃除のしやすい家の特徴を挙げて、考えてみましょう。

  • 汚れにくく、汚れが目立たない
  • 部屋の凹凸や見せる収納が少なくホコリがたまりにくい
  • 収納がたっぷりあり部屋に出ているものが少ない
  • 作業しやすい高さや広さが確保されている

床や壁などは汚れにくい、汚れが目立たない素材を選びたいもの。

部屋の使い方や汚れの種類によっても耐久性を考えたいですね。

 

たとえば明るい床材はホコリが目立ちにくいです。

キッチンや水回りの床は耐水性の強い素材、子ども部屋の床は耐傷性の強い素材、ペットがいるお家ではペット用の床材を選ぶのもおすすめ。

 

窓は手の届く範囲に設置しないと、毎回の掃除が億劫になってしまう可能性があるため、採光性やデザインに加えてお手入れのしやすさも考慮して場所を決めましょう。

 

また、収納をたっぷり造って、部屋に出ているものを減らすのも基本テクニック。

ウォークインクローゼットや造り付けの壁面収納にすると、部屋に置く収納家具を減らせるので掃除がしやすくなります。

 

家族全員で使える大容量のファミリークローゼットもおすすめですよ。

ファミリークローゼットとは?おすすめの間取りや広さも解説!

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掃除しやすい家にするための場所別ポイントを紹介

バケツや雑巾などの掃除道具

家の中の具体的な場所別に、掃除しやすい家にするためのポイントをご紹介します。

リビング

部屋に置く家具や物が少ない方が掃除はしやすいです。

造り付けの壁面収納などを活用したり、家具を置くなら床ピッタリ、壁ピッタリに置けて隙間ができない家具を探しましょう。

 

また、ホコリは部屋の角にたまるので、できるだけ凹凸の少ない四角形に近い部屋の形にすると良いです。

コンセントが少ないと配線が一ヵ所に集中してごちゃついてしまうので、必要な場所に必要な数のコンセントを設置するのもおすすめ。

配線が集まっている場所はホコリがたまりやすく、掃除機もかけづらいですよね。

 

キッチン

キッチンは水汚れ、油汚れ、食材カスなど、とくに汚れやすい場所。

ぜひ最新のキッチン設備をチェックして、汚れにくい設備を取り入れましょう!

シンプルな形状で凹凸や溝が少ないものが掃除しやすいです。

 

シンクや排水口、レンジフードなども汚れの付きにくい素材をチェックしてみましょう。

コンロはIHでもガスでも、凹凸のないフラットタイプが掃除しやすいです。

 

大型のパントリーがあると物をすっきり収納して、掃除もしやすくなりますよ。

パントリーは必要?必要な場合や不要な場合、メリット・デメリットも

 

寝室

寝室はベッドの下にほこりがたまりやすく、掃除機がかけづらいもの。

下部が収納になっているベッドにして隙間をなくす、または足の長いベッドにして掃除機をかけやすくすると良いです。

 

2~3畳程度の収納を設けて、室内をスッキリさせておくこともポイントです。

 

玄関

玄関はどうしても、外からの砂ホコリや靴汚れなどで汚れてしまいますよね。

最近はバリアフリーで玄関のたたきと廊下部分に段差がない造りも増えていますが、玄関に入った砂ほこりが風に舞って廊下に入ってきやすいので要注意。

 

汚れが気になったときに、さっとほうきや掃除機で掃除するためには、やはり収納が大事です!

たたきに靴が出ていなければ、いつでもすぐに掃除ができます。

 

大きめのシューズボックスやシューズクロークなど大容量の収納もおすすめです。

シューズクロークとは?種類やメリット・デメリット、注意点も解説

 

洗面所、トイレ、お風呂

水垢や石鹸カス、カビなどで汚れやすい水回り。

水回り設備では汚れが付きにくく落としやすい素材を選びましょう。

 

また、トイレや洗面所はある程度の広さがあった方が掃除もしやすいです。

汚れがすぐに目について掃除できるよう、小窓などを設けて明るさも確保しておきましょう。

 

収納や素材を選んで、掃除しやすい家を実現しよう!

家造りを考えるときには、ぜひ「掃除しやすい家」という視点も入れてみてください。

掃除しやすい家を実現するには、汚れにくい素材やメンテナンスしやすい素材を選ぶ、汚れがたまりにくい間取りにする、室内に置く家具や荷物が減るよう造り付け収納を増やすなどがポイント。

 

リビングやキッチン、寝室など、家の部位別によっても掃除のしやすさを実現するコツは変わります。

それぞれの部位にあったポイントを押さえて、毎日の掃除の負担を少しでも軽減しましょう。

 

しあわせな家は、家族が笑顔で快適に過ごせる家造りを応援します!

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