2024.04.19

玄関に手洗い場を造るメリット・デメリットとは?注意点も解説

こんにちは!中古住宅仲介・リノベーションを行う不動産会社「しあわせな家」の山田です。

 

新型コロナウイルス感染症の影響から、玄関に手洗い場を造る間取りが増えています。

帰宅時にすぐに手を洗えるので感染対策として有効です。

 

そこで今回のコラムでは、玄関に手洗い場を造るメリットとデメリットを詳しく解説!

具体的にどんなメリットとデメリットがあるのか把握した上で検討するのがおすすめですよ。

玄関に手洗い場を造る場合の注意点や、おすすめの配置場所などもお伝えします。

手洗い

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玄関に手洗い場を造るメリット・デメリット

近年、感染症対策として、玄関に手洗い場を造る間取りが人気です。

 

玄関に手洗い場を造ると、こんなメリットがありますよ!

  • 室内に汚れやウイルス、花粉などを持ち込みにくくなる
  • 子どもに手洗いうがいの習慣がつけやすい
  • 洗面所が混み合いにくい
  • 来客用として活用できる

 

玄関の手洗い場は、帰宅後すぐに手洗いができるのが大きなポイント!

ウイルスや花粉を室内に持ち込みにくくなるので、感染症対策や花粉症対策に効果的です。

外でスポーツや庭仕事をしたあとも、リビングに入る前にすぐに手を洗って汚れを落とせます。

お子さんがいる家庭にもぴったりの間取りですね。

 

水回りの工夫は、子育てしやすい家にするポイントの一つ!

子育てしやすい家の条件は?家事と育児を両立する間取りのポイント」のコラムで、そのほかの間取りのポイントもご紹介しています。

 

また、家族の人数が多い家庭では、朝の身支度時に洗面所と玄関の手洗い場に分散できるのもメリットです。

玄関の手洗い場にも鏡を付けておくと、外出時の身だしなみにも使えるでしょう。

 

さらに、独立した手洗い場を来客用として使えるのも魅力。

プライベート空間をできるだけ見られずに、手洗いをしてもらえます。

 

一方、玄関に手洗い場を造るのにはこんなデメリットもあります。

  • 設置コストがかかる
  • 玄関が狭くなる
  • 掃除の手間が増える

 

洗面所とは別に新たに手洗い場を設けるので、手洗いボウルの本体費用や設置費用に加え、給排水の設置工事や給湯工事が必要です。

 

さらに、手洗いボウルのほか、鏡やタオル掛け、カウンター台、収納なども必要で、これらを設置することで玄関スペースが狭くなってしまう可能性もあります。

作業スペースや収納スペースをどこまで確保するかは、使い勝手や生活動線にも影響するので慎重に検討する必要があるでしょう。

 

また、水回りは汚れやすいためこまめな掃除が必要ですので、手洗い場が一カ所増えることによって掃除の手間も増えてしまうことがデメリットに感じる方もいるでしょう。

 

 

玄関に手洗い場を造るときの注意点

洗面所とは別に、玄関の手洗い場を造る際ならではの注意点をご紹介します。

 

水はね対策を行う

手洗い場は水汚れが付きやすい場所です。

掃除の手間を最小限にして、家の汚れや傷みを抑えるためにも、周りの水はね対策は必須です。

 

収納扉の表面や周辺の壁紙を耐水性の高いものにしたり、床がフローリングの場合は耐水加工を施したりしましょう。

 

タオル掛けやカウンター台、収納なども確保する

手洗いや身支度に使う道具を置けなかったり、近くに収納できなかったりすると不便です。

玄関に手洗い場を造る際は、実際の動線を意識しながら必要な設備も備えた設計にしましょう。

 

玄関のスペースは限られていますから、使えるスペースと動線、使い勝手などを比べて検討してみてください。

 

周りのインテリアと調和させる

玄関の壁や床、インテリアの雰囲気と合う手洗いボウルやカウンター材を選び、インテリアの雰囲気を調和させましょう。

玄関の手洗い場は来客の目にも入るものなので、見た目も気を配りたいものです。

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玄関で手洗い場を設置するのにおすすめの間取り

玄関に手洗い場を設置する場合の、おすすめの間取りを3つ紹介します。

 

玄関ホール

玄関ホールとは、玄関で靴を脱いで上がったところです。

靴を脱いですぐに手を洗えます。

 

在宅中に使うときには靴を履き替えずに使えるので、朝の身だしなみや外出前の身だしなみを整えるのにも使いやすいです。

 

玄関のたたき(土間)

たたき(土間)とは、玄関で靴のまま土足で活動する部分です。

帰宅して靴を脱ぐ前にすぐ手を洗えるので、ウイルス対策や花粉対策を徹底できます。

 

土間部分は水汚れにも強く、水はねなどの掃除もしやすいです。

 

シューズクロークの中

玄関からつながるシューズクロークの中に設置する間取りもあります。

 

シューズクロークで靴を脱いで手を洗うという動線がつくれますよ。

玄関をすっきり保て、来客から手洗い場が見えないのもポイントです。

 

 

玄関の手洗い場は衛生的で便利!メリット・デメリットを知って検討を

玄関に手洗い場を設置する間取りは、帰宅後にすぐ手が洗えるので、感染対策や花粉対策にも効果的!

子どもに手洗いの習慣をつけやすいですし、朝の身支度で洗面所が混みにくい、来客用として活用できるというメリットもあります。

 

一方で、設置にコストがかかる、玄関が狭くなる、掃除の手間が増えるといったデメリットにも注意を。

また、周辺の水はね対策や設備とスペースの兼ね合い、周りのインテリアとの調和にも注意しながらどのような手洗い場にするか考える必要があります。

 

玄関に手洗い場を設置するなら、玄関ホール、たたき(土間)、シューズクロークの中などがおすすめの場所です。

具体的な使用シーンをイメージしながら設置場所や設備を検討してみましょう。

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