2024.06.25

家にフリースペースを造るときのメリット・デメリット!ポイントも紹介

こんにちは!中古住宅仲介・リノベーションを行う不動産会社「しあわせな家」の山田です。

 

用途を限定しない空間「フリースペース」を家に造る間取りが増えています。

さまざまな用途に使え、ライフスタイルやライフステージの変化に対応しやすいのが魅力です。

 

今回のコラムでは、家に造るフリースペースについて解説。

フリースペースの活用方法やメリット・デメリット、造る際のポイントなどをお話しします。

家造りでフリースペースを検討している方はぜひご覧くださいね。

フリースペース

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家にフリースペース!どんな空間?

フリースペースとは、目的や用途を限定せず、家族の誰もがフレキシブルに使える空間のことです。

フリースペースには、くつろぐためのリビング、食事をするためのダイニング、寝るための寝室、のように用途を限定しません。

 

用途を限定しないことで、逆に、自由にさまざまな用途に活用できるのです。

 

例えばこんな活用方法がありますよ。

  • 子どものプレイスペース
  • 子どもの勉強スペース
  • 書斎、リモートワークスペース
  • ヨガや筋トレなどの運動スペース
  • 工作や作業などのDIYスペース
  • 読書などの趣味スペース
  • 室内干しスペース など

 

フリースペースはリビングルームの一角や2階の階段のホール、廊下の奥などに設けるほか、階段やロフトの下などのデッドスペースに設置するケースも。

独立した個室というよりは、つながった空間の一角を活用することが多いです。

 

家にフリースペースを造るメリット・デメリット

フリースペースを造るメリットとデメリットをご紹介します。

家にフリースペースがあるとどのような暮らしになるか、イメージしてみてくださいね。

 

メリット①ライフスタイルに合わせてさまざまな用途に使える

用途を限定せずさまざまに活用できるのがフリースペースの特徴であり、メリット!

さらに、ライフスタイルやライフステージの変化に合わせて、柔軟に活用できるのも魅力です。

 

例えば、子どもが小さな頃は遊び場所に、少し大きくなったら勉強場所として、子どもが個室を持つようになったら大人のワークスペースや趣味のスペースに。

間仕切りがあればゲストルームとしても使えます。

 

メリット②コミュニケーションがとりやすい

独立した個室ではなくオープンスペースになっていることが多いため、家族とのコミュニケーションがとりやすいのもメリットです。

リビングの一角に設けたフリースペースなら、子どもが遊んでいる様子を家事をしながら見守ることもできます。

 

子どもに目が届きやすい間取りは、子育てしやすい間取りの一つです。

子育てしやすい間取りについてはこちらのコラムでも詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。

子育てしやすい家の条件は?家事と育児を両立する間取りのポイント

 

メリット③空間にゆとりが生まれる

フリースペースとして視覚的に余裕のある空間を設けることで、家全体もゆとりのある印象に。

のびのびとした開放的な空間を演出できます。

 

デメリット①プライバシーが保たれにくい

オープンスペースであることが多いため、プライバシーが保たれにくいのがデメリット。

目線が気になる、家族の動きが目に入る、テレビの音や生活音が聞こえるといったことがあると、勉強やリモートワーク、読書など、集中する場所としては使いにくいと感じる可能性があります。

 

デメリット②快適性が低い可能性がある

ホールや廊下にフリースペースを造った場合、生活スペースと同じような空調、換気、照明などが整っていない可能性があります。

暑さ寒さを感じやすかったり、明るさが確保されていなかったりすると、快適に過ごせず、使いにくいスペースになってしまう可能性があります。

 

デメリット③使われない可能性がある

プライバシーや快適性の問題、または動線の問題などで使い勝手が悪いと、せっかくフリースペースを造ったものの使われない空間になってしまう可能性も。

確保した空間がムダになってしまいます。

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家にフリースペースを造るときのポイント

フリースペース

せっかくフリースペースを造っても、使い勝手が悪いと十分に活用できません。

快適で活用しやすいフリースペースを造るためのポイントをご紹介します。

 

用途をイメージする

用途を限定しないスペースとはいえ、実際にはどのように使うつもりなのかを考えてプランニングしましょう。

使用シーンをイメージすることで使い勝手を良くし、ムダなスペースになることを防ぎます。

 

例えば、小さな子どものプレイスペースにしたいなら1階でリビングから見える場所に設ける、リモートワークスペースにしたいなら家族の声が届きにくい場所に設ける、室内干しスペースにしたいなら洗濯機からの動線を意識するなどです。

 

用途が思いつかない、またはほかのスペースで問題なく活動できるなら、無理にフリースペースを造る必要はないかもしれません。

 

適度にプライバシーを確保する

完全な個室にしなくても、適度にプライバシーを確保する工夫が必要です。

可動式の間仕切りで目隠しを可能にするほか、床の高さを変えて目線の高さをずらす、生活動線にかからない配置にして家族の動きが視界に入らないようにするなどの工夫をしてみましょう。

 

空調や明るさ、換気などを整える

快適に過ごせない空間だと、使わなくなってしまいます。

冷暖房設備や照明、窓、換気設備などを整えて快適性を確保しましょう。

 

「用途をイメージする」の部分でも少しお伝えしましたが、用途をイメージした上で、それに合った環境を整える必要があります。

 

特に、書斎や読書スペースにすることを考えているなら、照明が暗すぎたり、影ができてしまったりすると使いにくくなります。

「こんな風に使いたいな」というものがあれば、その用途に合わせた造りを考えておきましょう。

 

家のフリースペースを使い勝手良くプランニング!

家のフリースペースは特定の用途に限定されない空間のため、家族のライフスタイルやライフステージの変化に柔軟に対応できるのが魅力です。

子どものプレイスペースや勉強スペース、大人のワークスペース、趣味のスペースなど、さまざまな用途に利用できますよ。

リビングの一角や階段下、廊下などのオープンスペースに設けることが多いです。

 

フリースペースのメリットは、さまざまな用途に対応できること、コミュニケーションがとりやすいこと、空間にゆとりを感じられることが挙げられます。

一方で、プライバシーを保ちにくい、快適性が低い可能性がある、使われなくなる可能性があるといったデメリットも。

 

フリースペースを造る際は、用途をイメージしてプランニングし、プライバシーの確保や快適性の向上を図ることが重要です。

間仕切りや空調、照明などを工夫し、家族全員が快適に利用できる空間を目指しましょう。

 

しあわせな家は、空間を有効活用するリノベーションが得意です!

リノベーションでフリースペースを造りたいと考えている方は、お気軽にご相談ください。

中古物件探しから、プロがしっかりサポートいたします!

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