2021.02.12

リノベーションの期間はどれくらい？戸建て・マンション別に紹介！

こんにちは。中古住宅仲介・リノベーションを行う不動産会社「しあわせな家」の高田です。

リノベーションしようと考えたとき、どのくらいの期間がかかるものなのか心配ですよね。

すでに住んでいる家のリノベーションでは、リノベーション期間中の仮住まいも必要ですし、スケジュールには余裕をもって進めたいもの。

今回のコラムではリノベーションにかかる期間について解説します。

フルリノベーション、部分リフォームでそれぞれどのくらいの工事期間がかかるのか、リノベーション期間が始まる前に検討しておくべきポイントもご紹介します。

スケジュール帳とペン

リノベーションにかかる期間はどれくらい？

リノベーションにかかる期間は、家の大きさや工事の内容によっても大きく異なります。

建物を一度骨組みの状態まで解体して家をイチから建て直す「フルリノベーション」の場合、かかる期間は全工程で5～8ヵ月程度が目安となるでしょう。

施工会社との打ち合わせや設計に約2～3ヵ月、リノベーション工事には3～5ヵ月程度。

もちろん、広さや工事の内容によって異なってきます。

一般的には一戸建てよりもマンションの方が、リノベーションにかかる期間は短いと考えられます。

マンションでリノベーションできるのは室内の専有部分だけですので、屋根や外壁の工事が必要な一戸建てと比べて工事する箇所が少ないからです。

ただし、マンションのリノベーション工事には管理組合の許可が必要です。

工事できる曜日や時間帯を指定される場合もあり、結果的に思いのほか長い期間がかかってしまった！というケースもあります。

フルリノベーションではなく部分的なリフォームの場合、かかる期間は工事内容によって千差万別。

たとえば、部分的な壁紙や床の張り替えだけなら1～2日程度で終わることも多いです。

トイレやキッチン、お風呂などの水回りの場所を移動する場合には配管工事や内装工事が必要なため、2週間～1ヵ月程度の期間が必要となるケースもあります。

大がかりな間取りの変更や、工事箇所がたくさんある場合には、さらに長い期間が必要となることもあるでしょう。

施工会社との打ち合わせの際に工事内容や費用とあわせて、かかる期間についてもしっかり確認するようにしましょう。

フルリノベーションは部分リフォームより工事期間がかかりますが、思い通りの家を建てられて、新築するよりも時間や費用が抑えられるというメリットもありますよ。

こちらのコラムでもリノベーションのメリットとデメリットについて解説していますので、ぜひご覧ください。

骨組みまで解体するフルリノベーションの場合、リノベーション工事中は自宅に住むことができません。

リノベーションの工事期間中の仮住まいをどうするのか、事前に検討が必要です。

仮住まいとしては以下のような選択肢があります。

居候させてもらえる実家がある方は良いですが、そうでない方も多いですよね。

リノベーション期間がどのくらいになるのかにもよりますが、敷金礼金なしで希望の期間のみ借りられるマンスリーマンションを仮住まいとするケースが多いです。

工事中は家の中の家具や荷物をすべて持ち出さなくてはいけないため、仮住まいに荷物を持ち込むスペースがない場合は、貸倉庫やレンタルガレージなど荷物の保管場所についても手配が必要です。

また、リノベーション工事の期間は余裕を持ったスケジュールを組むことも大切です。

「解体してみたら基礎が思ったよりも老朽化していて追加の補強工事が必要になった」「雨が続いて屋根の工事が進められない」など、予定外のトラブルで工事が遅れてしまうケースがあるからです。

スケジュールが遅れてしまうと、引っ越しのタイミングがずれてしまう、仮住まいの費用が余計にかかるといった問題も発生してしまいます。

リノベーション工事が始まったらマメに現地を確認して工事の進捗状態をチェックし、スケジュールの遅れにも柔軟に対応できるように準備しておきましょう。

施工会社の責任で工期が遅れた場合の補償なども、事前にチェックしておくと良いですね。

リノベーションの相談から工事、引き渡しまでがどんな流れで進むのかはこちらのコラムでも詳しくご紹介しています。

リノベーションについての注意点もご紹介していますので、ぜひご覧ください。

リノベーションにかかる期間は建物の広さや工事の内容によっても大きく異なります。

建物を骨組みまで解体して建て直すフルリノベーションの場合、設計から工事完了までの期間は5～8ヵ月程度が目安。

部分リフォームでは、工事の内容によって1～2日で終わることもあるでしょう。

フルリノベーションの場合、工事期間中は家に住むことができませんので仮住まいを探す必要があります。

工事期間がどのくらいかかるのか確認して、余裕を持ったリノベーションと引っ越しのスケジュールを立てることが大切です。