2020.11.27

リノベーションのメリット・デメリットとは?対策方法も!

こんにちは。中古住宅仲介・リノベーションを行う不動産会社「しあわせな家」の高田です。

 

理想の住まいを手に入れる方法は新築だけとは限りません。

今の住まいや新たに購入した中古住宅をリノベーションするという方法もありますよ。

 

今回はリノベーションのメリットやデメリットを紹介します。

デメリットの対処法や、リノベーションを依頼する業者を選ぶコツなどもあわせてお伝えします。

リノベーションした住宅の事例

 

まずはリノベーションのメリットをご紹介!

リノベーションでは、元の建物の基礎や骨組みを生かしながら住宅を自由に造り変えることができます。

リノベーションでの家造りにはこんなメリットがありますよ。

 

建物を生かしてコストを抑えた家造りができる

リノベーションでは、新築住宅を購入するよりもコストを抑えた家造りが実現します。

元の住宅の基礎や骨組み、構造を生かして家を造り替えるので、その分の材料費や設計費が抑えられ、新築よりも工期が短く人件費も抑えられるからです。

 

変更が不要な部分はそのままにして、リビングだけ、キッチンだけリノベーションということもでき、予算に合わせてリノベーション内容を調整することも可能。

家造りの予算が決まっていて新築はちょっと厳しいかも……という方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

 

住宅の築年数が経つごとに固定資産税評価額が下がるので、新築住宅よりも固定資産税が安いのも、コストを抑えられるポイントのひとつです。

 

費用を抑えつつ家造りの自由度が高い

リノベーションでは内装の変更程度しかできないと思っていませんか?

 

建物の基礎や骨組みだけを残して一度解体をし、イチからプランニングする「スケルトンリノベーション(フルリノベーション)」では、まるで注文住宅のように自由な設計が可能です。

 

外装や内装、建具、設備なども入れ替えて、もちろん全て新品!

建売住宅や新築マンションを購入するよりも、自由度が高いんですよ。

 

リノベーションでは、コストを抑えながら理想の家が建てられます。

 

新築物件購入よりもエリアの選択肢が広がる

新築物件を建てるには、まずは土地探しから行わなくていけません。

希望の家を建てられる、条件に合った土地を予算内で探すのはなかなか大変。

いいなと思う土地にはすでに建物が建っているというケースも多いです。

 

中古物件を購入してリノベーションするなら、すでに建築済物件も選択肢に含まれてくるので、希望のエリアで物件を見つけやすくなります。

リノベーションする前提なら、立地を優先して探すことができるでしょう。

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リノベーションのデメリットとカバーする対策も知っておこう

残念ながらリノベーションはメリットだけではありません。

 

リノベーションで考えられるデメリットと、その場合の解決策もお伝えします。

デメリットが気になるという方はぜひ確認してみてくださいね。

 

建物が古いと耐震性や耐久性が心配

中古住宅のリノベーションでは、新築と比べて建物が古いことは仕方がありません。

外装や内装、建材はフルリノベーションで一新するとして、耐久性や耐震性に不安がある方もいるでしょう。

 

中古住宅を購入してリノベーションをする場合は、耐震診断やホームインスペクションを受けて、建物の耐震性や品質を確認しましょう。

マンションの場合は管理状況や修繕履歴、修繕計画なども確認してくださいね。

 

1981年と2000年に建築基準法が大きく改正されており、それ以前に建てられた建物は現行の耐震性能を満たしていない可能性があります。

診断の結果、耐震性に不足があるなら耐震補強工事をすれば安心です。

 

希望のリノベーションができない可能性がある

リノベーションは設計プランの自由度が高いことが魅力ですが、必ずしも希望のリノベーションができるとは限らないことを知っておいてください。

 

戸建てでは、土地や敷地の特徴として建物の広さや高さに制限がある場合があります。

マンションの場合は専有部分のみのリノベーションが基本となり、共有部分は変更不可。

水回り設備の設置場所を変更できない、構造や耐震性に影響する柱や壁を壊すような間取り変更はできないことも多いです。

 

まずはどんな住まいにしたいのか、この敷地や物件で希望のリノベーションができるのか、最初に業者としっかり打ち合わせをすることが大切です。

 

中古物件購入+リノベーションだと、かえって高くなる可能性がある

現在住んでいる家のリノベーションだとリノベーション費用だけで済みますが、リノベーション用の物件を購入するところからスタートするなら、物件の購入費用も必要です。

物件購入とフルリノベーションをすると、総費用は新築と変わらないか、かえって高くなってしまう可能性もあります。

 

総費用を少しでも抑えるためには、リノベーション内容に対する優先順位を明確にしてプランを見直してみましょう。

 

たとえば、設備・素材選びをグレードダウンさせるのも手です。

特に面積の多い壁や床の素材はコストダウンすると大きいでしょう。

 

また、水まわりを大きく移動すると通常より費用がかかるため、現在の位置を活かした造りにする、個室を造ると費用がかさむので今必要な部屋だけに絞るなど、間取りでも節約は可能です。

 

現在の自宅をリノベーションする場合は、購入費用はかかりません。

 

リノベーションで失敗しないためのコツは?

リノベーションしたリビングの事例

リノベーションで失敗しないためには、自分に合ったリノベーション会社を選ぶことが大切です。

どんな物件・内容でのリノベーション事例が多いのか、自分の希望とするプランは可能か、どんな雰囲気の家造りが得意なのかなど、自分の希望を叶えてくれる業者を見つけましょう。

 

ホームページの施工事例を確認したりパンフレットを取り寄せたりすると、雰囲気を見ることができますよ。

 

中古住宅を購入してリノベーションを検討しているなら、物件探しから購入、リノベーションまでをワンストップで担当してくれる業者へ依頼すると安心です。

不動産会社とリノベーション会社へばらばらに依頼をすると、手間が増えてしまいます。

 

2社の連携が適切に取れていないと、「物件が決まらなくて話が進まない」「希望のリノベができない物件だった」なんてことも起こり得ます。

 

また、建物の構造や基礎の状態、配管や床下など目に見えない部分の劣化の有無、ある程度修繕もされているかなど、現物を見てしっかりチェックすることも大事です。

マンションなら管理規約の確認、共用部分に希望する設備があるかも重要部分でしょう。

 

しあわせな家でも、中古物件の仲介からリノベーションまでワンストップでお手伝い。

お客様の理想の住まいを実現します!

 

リノベーションはメリットいっぱい!デメリットも知って検討して

建物の基礎や骨組みを生かしながら、新築よりもコストを抑えながら理想の住まいを実現できるリノベーション。

 

フルリノベーションなら、設備や建材、内外装も一新して希望を反映させる、自由度の高さも魅力です。

中古住宅を選択肢に入れるなら、新築よりもエリアの選択も広がりますよ。

 

ただし、リノベーションでは建物が古いので耐震性への心配や、土地や物件によってはプランに制限が出てしまう可能性も。

購入も含めると費用が高くなってしまうケースもあります。

 

まずは、どんな住まいにしたいのが、どんな暮らしにしたいのかといった希望と優先順位を明確にし、リノベーション業者としっかり打ち合わせをして進めていきましょう。

信頼できる業者を見つけることが大切です!

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