ランドリールームとは？設置する場所やメリット・デメリットなども

こんにちは。中古住宅仲介・リノベーションを行う不動産会社「しあわせな家」の高田です。

 

毎日の家事を効率化するために、ランドリールームを取り入れるのはいかがでしょうか？

ランドリールームとは、洗濯に関わる家事を便利に進められるスペースです。

 

今回はランドリールームのメリットや設置場所、間取りのポイントなどをご紹介します。

 

「洗濯だけのためのスペースなんて必要？」そう思っているあなたこそ、ぜひ！

毎日の暮らしを快適に便利にするためのヒントになれば幸いです。

 

ランドリールームとは？メリットとデメリットも押さえよう

ランドリールームとは、洗濯に関わる家事をするための専用スペースです。

洗濯機や乾燥機、室内乾燥設備、物干しスペース、アイロン台などを設置したり、 洗濯用洗剤のストックを管理したりします。

 

洗濯物を洗う・干す・たたむを、ランドリールームで完結させることができるので、無駄な移動がなく、効率的に家事を進められるのがメリット。

洗濯物を干すスペースも確保されているので、夜や雨天でも時間や天候を気にせず洗濯物を干すことができます。

 

最近は、防犯面や大気汚染、花粉などを気にして、部屋干し派という方も増えています。

専用のランドリールームなら換気設備も整っているので、部屋干しの臭いがこもることもないでしょう。

 

洗濯物をリビングに干したり、たたんで放置されたりすることもないので、生活空間もすっきり！

小さなお子さんがいる家庭では独立したスペースがあると落ち着いて家事ができますし、アイロンがけも安心です。

 

ただし専用のスペースを造ることで、そのほかの生活スペースが狭くなってしまう可能性はあります。

 

また、洗濯物を干したりたたんだりしている間は、ランドリースペースにこもることになります。

テレビを見ながら、家族とおしゃべりをしながら洗濯物をたたみたいという方には、ちょっと寂しく感じるかもしれませんね。

 

ランドリールームはどこに設置する？

洗濯仕事を効率的にこなすためには、ランドリースペースの設置場所が重要です。

 

洗濯機のそばに設置するのはもちろん、洗面所や脱衣場、お風呂など洗濯に関わる作業が発生する場所の近くに設置するのが基本でしょう。

洗面所やサニタリールームと兼用にするのも良いですね。

 

家事動線を考えると、こんな場所もおすすめです。

 

キッチンのそば

洗濯機をまわしている間に料理がしやすいのが利点。

家事動線が短くなり、家事の中でも時間をとる台所仕事と洗濯をスムーズに進められます。

 

ベランダのそば

洗濯物を外干しするときに便利です。

濡れて重たい洗濯物を、遠くまで運ぶ手間もありません。

 

ランドリールーム設置時の注意点も知って理想のスペースに！

ランドリールームは上手に活用できれば家事効率がアップ！

使いやすいランドリールームにするために、こんなポイントに気をつけましょう。

 

広さは2～3畳程度が理想的

洗濯物を干すスペース、たたむための作業スペースなどを考えると、ランドリースペースは最低でも2畳以上は欲しいところ。

 

狭いスペースだと洗濯物の乾きも悪いです。

洗面所と兼用のスペースなら通路や作業場所も含め、3畳程度あると良いですね。

 

あまり広すぎるとリビングなど生活スペースを圧迫してしまうので、全体とのバランスも大切です。

 

通気性や換気に注意

部屋干しのスペースでもあるので、通気性が大切。

常に洗濯物でジメジメしているとカビが生えてしまう可能性もあります。

 

換気扇や除湿器、サーキュレーター、換気システムなどを設置して、換気の良いスペースにしましょう。

室内乾燥器を設ければ、ランドリールームに日差しが入らなくても洗濯物は十分乾きます。

 

ドアは引き戸がおすすめ

ランドリースペースにドアをつけるなら、引き戸がおすすめです。

目隠ししたいときには閉め、換気を良くしたいときには開けるなど柔軟に対応できます。

 

扉を開けるためのスペースが不要なので、スペースを有効活用できますよ。

 

タオルや下着の収納も一緒に

ランドリースペースに洗濯物の収納場所を造れば、洗濯・干す・たたむ・しまうが一部屋で完結して効率的。

 

浴室の近くに設置すれば、お風呂で使うタオルや着替えを用意するのも便利になります。

 

ランドリールームとは洗濯の効率をアップさせるスペース！

ランドリールームとは、洗濯家事を効率的に行うためのスペースです。

 

洗濯機や乾燥機、物干し竿、洗濯物をたたむための作業台などが設置されます。

洗う・干す・たたむといった洗濯に関わる家事をこのスペースで完結することができるのでとっても効率的！

 

部屋干しのためのスペースでもあるので、時間や天候を気にせず洗濯物を干すこともできます。

忙しい共働きの家庭にはとっても便利ですね。

 

ランドリールームを活用するためには、設置場所や間取りが重要。

お風呂の近くはもちろん、キッチンやベランダの近くに設置するという考え方もありますよ。

 

家事動線を短縮し、効率的に家事を進められるプランを考えてみましょう。

リノベーションや新築をご検討の際は、ぜひランドリールームを取り入れてみてくださいね。