2024.03.20

平屋のリノベーション費用相場は?平屋のメリットや注意点も確認

こんにちは!中古住宅仲介・リノベーションを行う不動産会社「しあわせな家」の山田です。

 

家のリノベーションにかかる費用は、家の坪数や工事の内容によって変わります。

では、一階建ての平屋をリノベーションする場合は、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。

 

そこで今回は、平屋をリノベーションする場合の費用相場についてお話ししていきます。

平屋をリノベーションするメリットやデメリット・注意点などもご紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね!

平屋のリノベーション

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平屋をリノベーションする場合の費用相場を解説!

平屋をリノベーションする場合の費用は、工事の内容によって異なりますが、一般的には1,000万円前後でフルリノベーションを行う場合が多いです。

 

平屋をリノベーションする場合は、坪数や建材のグレード、建物の状況によって費用が左右されます。

 

まず、工事費用は坪単価で算出するため、面積が大きいほどリノベーション費用も高くなります。

また、使用する壁紙や床材などの建材のグレードを上げれば、その分費用も高額に。

 

そして、建物の老朽化が激しいと、追加の補強工事などが必要になるため、その分費用が増える可能性があります。

 

工事内容別の費用相場

平屋のリノベーション費用を工事箇所別に見てみましょう。

 

内装

内装の費用目安は次のとおりです。

使用する建材や工法によって費用は変わります。

  • 床材(フローリング)の張り替え:1万〜7万円/帖
  • 壁紙交換:1,500~2,000円/㎡
  • 和室から洋室へ変更:25万〜100万円(6~8帖の場合)
  • 畳からフローリングへ変更:9万〜35万円(6~8帖の場合)

 

水回り

使い続けるとどうしても劣化してしまう水回り。

設備のグレードによって、この費用を上回ることもあります。

  • キッチン:50万〜200万円
  • 浴室:50万〜200万円
  • トイレ:15万〜50万円
  • 洗面所:15万〜50万円

 

そのほかのリノベーション

平屋のリノベーションでは、次のような工事も可能です。

  • 間取り変更:10万~400万円
  • 外壁リフォーム:20万〜350万円
  • 屋根リフォーム:15万〜260万円
  • 壁の撤去または設置:8万~25万円/箇所
  • ドアの設置:7万~25万円/箇所
  • クローゼットの設置:10万~50万円/箇所
  • 断熱リフォーム:4,000円~30,000円/㎡
  • 耐震リフォーム:25万~300万円
  • バリアフリーリフォーム:手すりの設置1万~15万円/箇所、段差の解消1万~20万円/箇所
  • 部屋の増築:20万~35万円/㎡

 

2階建てを平屋にすることはできる?

2階から減築して平屋にすることは可能です。

その場合は坪数や内装・外装工事の規模によって費用は変わりますが、費用目安は450万〜2,700万円ほど。

 

なお、家の老朽化が進んでいると、耐震補強工事などが発生するため、費用が高額になる可能性があります。

 

リノベーションでは住まいを希望に合わせて造り替えることができますが、無条件で何でもできるわけではありません。

リノベーションでできる範囲については下記コラムでご紹介していますので、あわせてご覧ください。

リノベーションでできること・できないことは?戸建てとマンションで確認!

 

 

平屋をリノベーションするメリット

メリット

平屋のリノベーションには、さまざまなメリットがあります!

 

平屋は階段がないため、すべての部屋を平行移動できることに加え、リノベーションによってさらに家の安全性を向上させられるのがメリットです。

 

また、平屋は1つのフロアに住宅のすべてが集まっています。

そのため、壁を取り除いて広々としたリビングを造ったり、天井を高くしたりすることで、平屋ならではの開放的な空間が生まれます。

 

しあわせな家でも、平屋をフルリノベーションした事例がありますよ!

 

築29年平屋をリノベーション~猫ちゃん2匹との暮らし~

築29年平屋をリノベーション~猫ちゃん2匹との暮らし~

お部屋が細かく区切られており、ホールと廊下のスペースが少しもったいない印象だった住まいをリノベーション。

 

LDKと洋室の間仕切り壁をなくし、1つの広いLDKが誕生。

ホールと廊下のデッドスペースになる部分を極力減らし、その分、玄関や収納スペースを確保しました。

 

構造上抜けない筋交いを活かして、猫ちゃんの階段を制作。

天井は一番高いところで3mを超え、開放的な空間になりました。

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平屋をリノベーションするときのデメリットと注意点

平屋のリノベーションでは、防犯対策が大切です。

平屋は1階建てのため、建物の造りによっては家のそばを通る人の目線や車通りが気になります。

 

そのため、平屋をリノベーションする際はフェンスや門扉などを設置して、プライバシーを確保することもあわせて検討しましょう。

 

また、家族一人ひとりのプライバシーを確保することも忘れずに。

開放的な空間がメリットの平屋ですが、子どもがいる場合は成長にあわせたリノベーションも検討すると良いでしょう。

間取りを変更して個室を増やすなど、プライバシーを確保できる間取りもおすすめです。

 

なお、平屋は1階建てのため、洪水や床下浸水の場合は2階に避難することができません。

ハザードマップ等を確認して床下浸水に備える、災害に備えたリノベーションプランを検討するなど、対策が必要です。

 

 

平屋のフルリノベーション費用は1,000万円前後が一般的

平屋をリノベーションする場合の費用は、工事の内容によって異なりますが、一般的には1,000万円前後でフルリノベーションを行うケースが多いです。

 

部分別に費用を見てみると、壁紙交換は約800~1,500円/㎡、キッチンのリフォームは約50万〜200万円と、工事箇所や内容によって費用が異なります。

 

平屋は、階段の上り下りが発生しないことに加え、リノベーションでさらに安全性を高められることがメリット。

また、平屋は1つのフロアに住宅のすべてが集まっているため、壁を取り除いて広々としたリビングを造ったり、天井を高くしたりすることで、平屋ならではの開放的な空間が生まれます。

 

平屋をリノベーションする際は、防犯面やプライバシーの確保も必要になる場合があります。

また、洪水や床下浸水に備えた対策も考えておきましょう。

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