2024.03.13

2,000万円でリノベーションできる範囲は?予算内に抑えるコツもご紹介

こんにちは!中古住宅仲介・リノベーションを行う不動産会社「しあわせな家」の山田です。

 

リノベーションをするにあたり、予算内におさめて理想の住まいを叶えたいですよね。

例えば予算を2,000万円とした場合、どのようなリノベーションができるのでしょうか。

 

そこで今回は、2,000万円でリノベーションできる範囲についてお話ししていきます。

2,000万円ではリノベーションが難しい範囲や、リノベーションで活用できるローンや補助金などにも触れますので、ぜひチェックしてくださいね!

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2,000万円でできるリノベーションとは?

2,000万円の予算があれば、部分的なリノベーションは工事内容に関わらず実現できることが多いです。

複数箇所のリノベーションや住宅全体のリノベーションにも対応可能です。

 

2,000万円の予算で検討されることの多いリノベーションを工事内容別にご紹介します。

リノベーション箇所が複数ある場合も多いと思いますので、それぞれの費用も参考にしてみてください。

 

内装のリノベーション

内装のリノベーションとは、床材や壁材を変更するなどです。

畳をフローリングに変えたり、壁紙をすべて貼り替えたりといったことが可能です。

 

また、押し入れをウォークインクローゼットに変更して使いやすくする、なども検討できます。

 

内装のリノベーションは、坪数や使用する素材などにもよりますが200万円程度から可能。

広い住宅だったり、素材にこだわったりすると、1,000万円近くかかることもあるため、他の部分のリノベーションと上手く予算のバランスを取れると良いですね。

 

水回りのリノベーション

キッチンやトイレ、洗面所、風呂など水回りをリノベーションする場合は、150万〜500万円ほどで行うことができます。

 

水回りはどうしても劣化しやすいので、10年〜20年を目安にリノベーションを検討するのがおすすめ。

水回りの設備を最新設備を取り入れて、より快適に使いやすくリノベーションすることで、節水・節電効果が期待でき、光熱費の節約につながりますよ。

 

なお、それぞれの設備のグレードをアップすると、さらに費用がかかる場合もあることを覚えておいてくださいね。

 

間取りの変更

リビングとダイニングをつなげて広くしたり、生活動線を効率的にしたりと、ライフスタイルにあわせて間取りを変更することで、より快適な暮らしを叶えます。

 

間取りの変更は坪数や内容によって100万〜800万円ほどで行うことが可能です。

 

また、予算2,000万円のリノベーションでは、外壁のリフォーム・補修を一緒に行うケースも多いです。

築年数とともに、外壁はひび割れたりカビが発生したりと、どうしても劣化してしまいます。

 

外壁リフォームも行う場合は、施工範囲や壁材によって異なりますが、プラス150万〜300万円ほどを見ておきましょう。

 

 

2,000万円では難しいリノベーション

リノベーション

前述のとおり、2,000万円の予算があればある程度のリノベーションを行うことは可能です。

しかし、リノベーションの規模や内容によっては、2,000万円では難しい場合もあります。

 

例えば、床や壁、天井などを取り除いて構造体の状態にしてからリノベーションをするスケルトンリノベーションの場合、耐震・断熱工事なども発生するため高額になりやすいです。

 

また、リノベーションで共用スペースを持たない完全分離型の二世帯住宅に変更する場合など、高額になる傾向が。

完全分離型の二世帯住宅は、それぞれの世帯にキッチンや風呂などの水回りを設置するため、どうしても高くなりやすいです。

 

リノベーション費用は、家の状態や坪数によって大きく異なり、上記のようなリノベーションでも2,000万円で収められる場合もあります。

まずは、リノベーション会社へ相談してみると良いでしょう。

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リノベーションにはローンや補助金などの活用を!

リノベーションはローンや補助金などを活用することで、負担を減らすことが可能です。

 

例えば、住んでいる自宅をリノベーションする際は「リフォームローン」を活用できます。

リフォームローンには、小・中規模のリノベーション向きの無担保型と、大規模なリノベーション向きの有担保設定型の2種類があります。

 

なお、中古住宅を購入してリノベーションする際は、住宅の購入費用とリノベーション費用を合わせて、「住宅ローン」を利用することができます。

 

また、リノベーションでは補助金や減税制度もしっかり活用しましょう。

リノベーションの内容によりますが、耐震や省エネ、バリアフリーなどの工事に対して補助金を申請できる自治体もあります。

また、該当する工事を行なった際には、所得税や固定資産税の額から減税することも可能です。

 

それぞれ条件などが定められていますので、工事内容などが該当するか確認してみてくださいね。

 

リノベーション費用を抑える方法については下記コラムでご紹介していますので、あわせてご覧ください。

リノベーション費用を抑える方法を解説!費用の相場や項目もご紹介

 

 

リノベーションは2,000万円でさまざまな工事が可能!

予算が2,000万円あれば、複数箇所のリノベーションや、住宅の規模によっては住宅全体のリノベーションも可能です!

リノベーションの範囲別に費用を見ると、相場は次の通りです。

  • 内装のリノベーション:約200万〜1,000万円
  • 水回りのリノベーション:約150万〜500万円
  • 間取りの変更:約100万〜800万円

 

一方、耐震・断熱工事などを伴うリノベーション、共用スペースを持たない完全分離型の二世帯住宅にリノベーションする場合など大規模なリノベーションは、2,000万円では難しいことが多いです。

 

リノベーションはローンや補助金、減税制度などを活用することで、計画的に、そしておトクにリノベーションすることも可能ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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