2024.03.27
子育て世代が住む場所を選ぶときのポイントは?注意点もご紹介
こんにちは!中古住宅仲介・リノベーションを行う不動産会社「しあわせな家」の山田です。
子育て世帯が引越しをするなら、子育てのしやすさで住む場所を選びたいものですよね。
とはいえ、何をどうチェックして選べば良いのかわからないという方も多いのでは。
そこで今回のコラムでは、子育て世帯が住む場所を選ぶ際のポイントを解説!
どんな点をチェックして決めれば良いのか、また、注意点もあわせてご紹介します。
これから引越しや住み替えを考えている子育て世帯の方はぜひご覧ください。
子育て世代が住む場所としておすすめなのは?
子育て世帯が住む場所をこれから考えるならこんな場所がおすすめです!
- 子育てに役立つ施設が近くにある
- 自然や緑が豊か
- 治安が良い
- 子育て世帯向けのサービスが充実している など
行政が子育て世帯の移住を推進している自治体や、同じような子育て世帯がたくさんいるエリアだと、地域全体で子育てを応援する風土があるケースが多いです!
子育てしやすい施設やサービス、環境などが揃っている可能性も高いですよ。
子育て世代が住む場所を決めるときのポイントは?
「子育て世帯」とひと言でいっても、子どもの年齢や家族構成、ライフスタイルによって状況や必要な条件はさまざまです。
その上で、子育て世帯が住む場所を決める際、ぜひチェックしたいポイントをご紹介します。
子育て関連施設の有無
子育て世帯がまずチェックしたいのは、子育てする上で必要となる関連施設が近くにあるかどうか。
就学前の子どもなら保育園や幼稚園、子育てサロンや赤ちゃん広場など、小学生以上であれば学校や学童、通える範囲に塾やスポーツクラブなどの習い事関係があるかどうかも気になります。
また、大きな総合病院のほか、よくお世話になる小児科、皮膚科、耳鼻咽喉科、歯科などが近くにあったり、夜間や休日診療もやっていたりすると心強いです。
子どもの遊び場
児童館や公園、図書館など、子どもが遊べる施設やスペースも近くにあると便利です。
公園は曜日や時間帯などによって、「近隣の保育園の子どもが集団で遊びに来る」「幼児が多くて小学生は遊びにくい」「中学生が多いので幼児が遊ぶには危ない」などの特徴があることも。
曜日や時間帯を変えて、何度か雰囲気を確認しにいけると良いですね。
交通利便性
最寄り駅までの距離や、電車・バスの運行本数などをチェック。
郊外に住んでいるケースでは車移動が便利なケースもありますよ。
その場合は最寄り駅の距離よりも、大きな道路へのアクセスや混み具合、周辺の駐車場事情などがポイントになってきます。
大きな道路が近くにある場合は、利便性に加え交通渋滞や事故の危険がないかもチェックしておきましょう。
治安の良さ
治安の良さや安全性は、子育て世帯で特に注意したい点の一つ!
犯罪件数が少ない、防犯パトロールなど治安維持に力を入れているといった自治体なら安心感があります。
夜間の人通りや街頭の数・明るさ、視界の広さ、空き家が多い・少ないといった点もチェックしてみましょう。
自治体の取り組み
自治体や地域による子育て世帯向けの政策、取り組みもぜひチェック!
子どもの医療費助成や保育料助成、ファミリーサポート事業など、自治体によってさまざまな取り組みが行われています。
なお、子育て世帯におすすめの「家」についてはこちらのコラムでご紹介しています。
間取りや収納、動線など、子育てがしやすくなるアイデアが詰まっていますので、ぜひご覧ください!
子育てしやすい家の条件は?家事と育児を両立する間取りのポイント
子育て世代が住む場所を決めるときに注意したいこと
子育て世帯は子ども中心にエリアや立地を考えがちですが、それにより親が不便にならないかも考える必要があります。
例えば、職場までのアクセスが悪いとか、立地を優先したら実家から離れてしまうとか。
特に子どもが小さいうちは、どちらかの実家が近くて育児を手伝ってもらえると助かります。
職場が遠いと、幼稚園や保育園のお迎えの時間に間に合わないという問題が出てくることもあるので、気をつけたいところです。
また、子育て世帯に人気のあるエリアだと、保育園や学童が激戦区の可能性も。
そのほか、通学に便利なように小学校と中学校の中間地点を選んだものの、小学生のうちは通学に時間がかかるため小学校に近いほうを選べば良かったと後悔するケースもあります。
子どもは年々成長して、必要とする条件や施設、状況も変わっていきます。
住む場所を選ぶ際には、ライフステージごとにどんな暮らしをしているかを具体的にイメージしていくと失敗しにくいでしょう。
子育て世代が住む場所を選ぶ際のポイントを知ろう!
子育て世帯がこれから住む場所を選ぶなら、地域全体で子育てを応援しているエリアがおすすめ!
自治体が子育て世帯向けの政策を実施していたり、子どもが多くて子育て世帯向けの施設やサービスが多かったりする可能性がありますよ。
具体的なチェックポイントとしては、子育て関連施設や子どもの遊び場の有無、利便性、治安、自治体の取り組みなどをチェック!
ただし、子ども中心に考えるあまり、親が不便になってしまわないかにも注意しましょう。
子どもは年々成長して状況も変わっていくため、ライフステージに合わせた暮らしのイメージを明確にしながら考えると良いでしょう。