2024.01.23

寝室のウォークインクローゼットのメリット・デメリット!広さ目安も

こんにちは!中古住宅仲介・リノベーションを行う不動産会社「しあわせな家」の山田です。

 

ウォークインクローゼットは、内部を歩けるほどの大きなクローゼットです。

収納力が高いので、家族の衣類をまとめて収納をするほか、大きな荷物も収納できます。

 

今回のコラムは、そんなウォークインクローゼットを寝室に設置する場合のお話です。

寝室にウォークインクローゼットを設置するメリット・デメリットを中心に、使い勝手の良いウォークインクローゼットについて解説します!

寝室

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寝室にウォークインクローゼットを付けるメリット・デメリット

家族の洋服をまとめて収納できるほどの収納力があるウォークインクローゼット。

設置場所の候補はいくつかありますが、その中でも寝室にウォークインクローゼットを設置した場合のメリット・デメリットをご紹介します。

 

メリット①起床後すぐに着替えができる

寝室にウォークインクローゼットがあれば、起床後はそのまま寝室で身支度ができます。

慌ただしい朝に、移動時間を短縮できるので便利です。

 

来客があるときなども、部屋着を見られる心配がありません。

 

メリット②寝室をすっきり保てる

ウォークインクローゼットは収納力があるので、衣類以外にもいろいろな物を収納できます。

布団乾燥機や寝室用の扇風機・暖房器具、オフシーズンの布団など、寝室で使う物を収納しておけば、出し入れも便利です。

布団乾燥機や扇風機・暖房器具は頻繁に使うものですが、ウォークインクローゼットにしまっておけば、寝室をすっきりきれいに保てます。

 

また、布団やシーツなどの大物は、すぐに出せるので運ぶ労力が軽減できます。

 

メリット③タンスなど大きな家具を置く必要がない

寝室内にタンスやキャビネットなどを置かなくてすむので、スペースを広く使えます。

ゆったり広々した寝室はリラックスできる空間に。

背の高い家具を置かずにすむと、地震の際の家具の転倒の危険もなく安心です。

 

デメリット①家族が寝ている横で出し入れをしなくてはいけない

家族の就寝・起床の時間がバラバラなら、家族が寝ている横で洋服を出したり着替えたりしなくてはいけないことになります。

作業の音や明かりが寝ている家族のジャマになったり、家族に気を遣ってしまったりする可能性があります。

 

対策としては、ウォークインクローゼットが独立したスペースになるよう扉を付ければ、そのような心配を減らせますよ。

 

デメリット②間取りによっては家事動線が良くない可能性がある

洗濯物を干す場所・畳む場所から寝室が遠い間取りだと、洗濯済みの洋服を運んで収納するまでの動線が遠く、面倒に感じてしまう可能性も。

生活動線や家事動線をイメージした上で、ウォークインクローゼットの設置場所を検討することをおすすめします。

 

デメリット③整理整頓が苦手だと使いこなせない

ウォークインクローゼットは広さがある分、収納プランを考えて使わないと、何でもかんでも詰め込むスペースになってしまいます。

寝室のウォークインクローゼットに限ったことではないですが、広い収納スペースが整理されていないと、何が収納されているのか把握できない、奥の物が取り出しにくいなど、使い勝手の悪いスペースになってしまいます。

 

 

しあわせな家が考える「寝室にウォークインクローゼットを設置する」場合の睡眠への影響

しあわせな家では睡眠の質に特化したリノベーション「ねむリノベ」をご提案しています。

先述した寝室にウォークインクローゼットを設置することのメリット・デメリットから「眠りの質にどのように影響するのか?」も、お伝えしますね。

 

家具を置かないことによる安心感と情報量の制限

メリットに、タンスなどの大きな家具を置く必要がないとお伝えしました。

睡眠の質を上げる5つのポイントに「心と体を落ち着かせる」「目から入る情報を落ち着かせる」の2つがあります。

タンスなどの大きな家具を置く必要がないので、家具の転倒の心配がないことは安心感につながります。

 

また、テレビやスマートフォンなどの刺激と比べるとわずかですが、家具や装飾品が寝室に多いと目から入る情報が増えてしまいます。

ウォークインクローゼットの中がベッドの上から見えないように、カーテンや扉で仕切ることでよりシンプルな寝室になり、睡眠の質を上げられるでしょう。

 

家族の生活時間がバラバラだと睡眠の妨害になることも

デメリットでは家族が寝ている横で出し入れをしなくてはいけない、とお伝えしました。

 

このデメリットは睡眠の質を上げる観点からも、マイナスになってしまいます。

どうしても生活の時間がバラバラになってしまう場合は、次のような工夫が必要です。

  • ウォークインクローゼットに扉をつける
  • 家族の就寝後に使いそうなものは別の収納場所を作る
    例:パジャマやタオルは洗面室にする等

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寝室のウォークインクローゼットの広さの目安

ウォークインクローゼットは広ければ広いほど良いとは限りません。

広すぎると、寝室のスペースを圧迫したりかえって使いにくくなってしまったりする可能性もあるため、家族の人数や荷物の量に合わせた広さにすることが大切です。

 

例えば2人暮らしなら2畳程度、荷物が多ければ3畳程度が目安。

大人2人子ども2人の4人家族なら4~4.5畳程度あると良いでしょう。

クローゼットの中で着替えや身支度をするなら、ある程度の広さや通路の確保なども必要です。

 

そのほか洋服の量や収納したい荷物、子どもが成長して荷物が増えることなども想定しながら、使い勝手の良いサイズを検討してみてくださいね。

 

 

寝室以外でおすすめのウォークインクローゼット設置場所

ウォークインクローゼット

ウォークインクローゼットは、寝室以外にもこんな場所に設置するのもおすすめですよ。

 

洗面所(洗濯室)・物干し場の近く

洗面所には洗濯機を設置して洗濯家事を行うことが多いことから、洗面所や物干し場の近くに設置すれば、洗濯・乾燥からの収納動線が便利になります。

 

衣類のほか、バスタオルやフェイスタオルなども収納できる大容量だと、洗面所やお風呂でタオルを使うときにも便利ですね。

洗面所・キッチンとの回遊動線があれば、家事動線がさらに良くなります。

 

しあわせな家では、洗面所・リビングからの2Wayファミリークロークを設置したお客様の事例がございます。

ぜひ、事例「お家時間をゆっくり過ごす 夫婦二人暮らしの大人な住まい」もご覧ください。

 

玄関近く

玄関周りにウォークインクローゼットを設置すると、外出時の身支度・帰宅時の片付けがしやすい間取りになります。

玄関側・廊下側の両方から出入りができる、ウォークスルータイプの形状がおすすめです。

 

靴やコート、傘など外出時に身に付けるものを収納するのはもちろん、自転車やベビーカーなど外で使うものを収納しても出し入れが便利に。

来客から中が見えないよう、扉やロールカーテン、パーテーションなどを設置すると良いでしょう。

 

家族全員の洋服をまとめて収納するクローゼットは、ファミリークローゼットと呼ぶこともあります。

ファミリークローゼットとは?おすすめの間取りや広さも解説!」では、おすすめの設置場所や広さのイメージなども解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。

 

玄関の土間収納とファミリークロークの事例もございますので、こちらもぜひチェックしてみてください。

想いにどこまでも寄り添う中古住宅仲介+リノベ。子どもを見守りながら、ゆったり過ごせる住まいづくり。

 

 

寝室のウォークインクローゼットは適切な広さと動線が重要!

ウォークインクローゼットの設置場所はいくつかプランがありますが、その一つが寝室です。

寝室にウォークインクローゼットを設置するのは、起床後すぐに着替えができる、寝室をすっきり保てる、寝室に大きな家具を置く必要がないといったメリットがあります。

 

ただし、家族が寝ている横で出し入れしなくてはいけない、間取りによっては収納動線が遠い、整理整頓が苦手だと使いこなせないといったデメリットもあるので注意が必要です。

 

適切な広さや扉の有無、配置による動線などに配慮することで、寝室で使いやすいウォークインクローゼットにできますよ。

 

ウォークインクローゼットの間取りは寝室への設置のほか、洗面所の近くや玄関の近くなどもおすすめ。

ライフスタイルに合わせて、使い勝手の良い間取りを考えてみてくださいね。

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