2021.07.02

寝室のベッドの配置はどうする?広さ別のレイアウト例もご紹介!

こんにちは。中古住宅仲介・リノベーションを行う不動産会社「しあわせな家」の高田です。

 

快適な寝室にするためには、ベッドの配置や室内のレイアウトが大切。

ベッドだけではなく収納やテレビを置いたり、リラックスして過ごすためにも大事なことです。

 

そこで今回はベッドの配置やサイズを起点に、寝室のレイアウトについて考えてみましょう。

リラックスして快適に過ごせる寝室づくりのために、ぜひ役立ててほしい情報です!

ベッドルーム

ねむリノベバナー

 

 

寝室のベッドはどう配置する?まずはポイントや注意点を確認

寝室のレイアウトを考える上では、やはり一番大きなベッドの配置を中心に考えることになります。

寝室にベッドを配置する際、注意すべきポイントは動線スペースと快適性です。

 

動線スペースについて

まずは、寝室の入り口からベッドまでの、スムーズに動ける動線と通路の確保が大切。

 

人がスムーズに歩けるよう、ベッドと壁の間は約50cm程度の通路幅を確保したいところです。

高さの低いローベッドなら約40cm、スペースが少なく横歩き前提なら約30cmでもギリギリ大丈夫。

 

ベッド周りのスペースに余裕があれば、周辺の整頓や掃除もしやすくなります。

 

キャビネットや収納棚、クローゼットなどがある場合は、ベッドと収納家具の間に開閉スペースと人が作業できるスペースも必要。

引き戸や引き出しなら70cm程度、開き戸なら90cm程度のスペースがあると、収納を使いやすいです。

 

ベッドを2台配置する場合も、間を空ける場合は50cm以上の通路を確保しておくと良いでしょう。

 

快適性について

寝室の一番の目的は快適な睡眠です。

そのためには、ドアや窓にベッドの頭が向かないようにしましょう。

 

窓側に頭があると、朝日で眩しくなったり、冷気や隙間風が吹き込んで寒くなってしまったりすることがあります。

出入口に頭が近い場合は、家族の出入りやドアの開閉音が気になってしまうという可能性があるため、避けたほうが無難でしょう。

 

 

ベッドのサイズ、寝室全体のレイアウトも考えよう

ベッドルーム

ベッドはシングルサイズからキングサイズまでさまざま。

 

一般的なサイズ展開は以下の通りです。

  • シングル:195㎝×100cm
  • セミダブル:195㎝×120cm
  • ダブル:195㎝×140cm
  • クイーン:195㎝×160cm
  • キング:195㎝×180cm

1人用といえばシングルサイズですが、体の大きな方やゆったり寝たい方はセミダブルを選んでも良いと思います。

ダブルベッドは一般的に2人用とされており、種類が多く価格の選択肢も多いですが、大人が2人で寝るには少し狭く感じる場合も。

 

夫婦の寝室で部屋が広いなら、クイーンやキングサイズだとゆったり寝ることができますが、部屋の広さに加え、搬入時の入り口や廊下の幅も確認が必要です。

シングルベッドを2台にして、ツイン仕様にするもの方法の一つです。

 

何人で使うのか、寝室のどこに置くのか、ベッド以外にどんな家具を置くのか、寝室でどんな過ごし方をしたいのかによってベッドのサイズや配置が変わってくるでしょう。

 

寝室全体のレイアウト・インテリアのポイントもチェック

まず、寝室は湿気がこもりやすいため、ベッドの周囲にはなるべく家具を少なめにし、風通しが良くなるレイアウトにするのが大切です。

 

地震などの災害に備えて、大きな家具の配置場所にも注意が必要です。

就寝中に倒れて被害に遭わないよう、離れた場所に設置したり、低めの家具を選ぶことも大事でしょう。

 

ベッド周りに置く家具なら、サイドテーブルがおすすめ!

スマホや小物を置いたり、ライトを置いたりなど便利で、物がばらつかずスッキリします。

天井につけるライトは光が強いと刺激になるため、ダウンライトも頭の位置からずらしたり、眠りにつきやすい間接照明にするのも良いでしょう。

ねむリノベバナー

 

 

寝室の広さ別にもレイアウト例を確認!

ベッドルーム

寝室の広さによって置けるベッドのサイズや家具の内容が変わってきます。

一般的に多い6畳、8畳、10畳の広さの寝室で、おすすめのレイアウト例をご紹介します。

 

6畳の寝室

ベッドがシングルサイズならコンパクトな家具も配置が可能です。

チェストやデスク、テレビなどを置くこともできるでしょう。

 

その際にはコンパクトで背の低い家具を選ぶと、狭さを感じにくいです。

ベッドもローベッドにすると、さらに空間が広く感じます。

 

デスクやテレビなどの大きな家具を置かず、ベッドだけを置くならダブルサイズやクイーンサイズでも通路を確保できるでしょう。

 

8畳の寝室

ベッドとともに、ほかの家具やインテリアを置いても、ゆったりとしたスぺ―スを確保できる広さです。

シングルサイズやセミダブルサイズのベッドなら、大きめの家具を置いても空間に余裕が残ります。

 

ベッドを壁側に寄せて配置し、反対側のスペースにはソファやテーブルを置くなど、作業スペースを分けたメリハリのある空間づくりもできますよ。

 

10畳の寝室

クイーンサイズやキングサイズのベッドを置いても、半分以上のスペースが残る広い寝室。

部屋の真ん中にベッドを配置する、ホテルライクなレイアウトはいかがでしょうか。

 

ベッドの両脇にはサイドテーブルや間接照明を配置して、さらにオシャレに。

シングルベッドを2つ並べてツインベッド仕様にするのも素敵です。

10畳の広さがあれば、ダブルベッドを2台入れることも可能です。

 

ベッドの横を棚などで間仕切りし、デスクやソファをおいて書斎スペースを作っても余裕のある空間になります。

 

 

寝室の広さや、広さ別のポイントについては、こちらのコラムでも詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

寝室の広さのおすすめは?広さ別の特徴や注意点も解説!

 

 

快適な寝室づくりのために、ベッドの配置にこだわろう

寝室にベッドを配置する際のポイントは、導線スペースと快適性の確保。

 

ベッドの周りは50cm程度の通路を確保する、窓から入る光や冷気で睡眠が妨げられない配置にすることを意識しましょう。

収納家具があるなら扉や引き出しを開けるスペースも必要ですよ。

 

部屋の広さやそのほかに置きたい家具、寝室でどんな過ごし方をしたいのかによって、ベッドのサイズや配置、寝室全体のレイアウトが決まります。

 

寝室が狭くても広くても、快適な寝室にするためのアイデアや工夫はたくさん!

理想の空間づくりにチャレンジしてみてくださいね。

ねむリノベバナー

 

facebook

twitter

line