2021.08.31
寝室が臭い原因は?対処法や予防策を知って快適な睡眠を
こんにちは。中古住宅仲介・リノベーションを行う不動産会社「しあわせな家」の山田です。
「なんだか寝室が臭い……」と気になることはありませんか?
一日の疲れを癒す寝室が臭いと、せっかくのリラックスタイムも台無しですよね。
そこで今回は、寝室が臭い原因と対処法・予防法を解説!
すっきり快適な寝室で過ごすためにできることをお伝えします。
寝室が臭い! その原因は主に「汗」と「カビ」
人間は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくといわれています。
就寝中にかいた汗や皮脂は、枕カバーや布団、シーツなどにしみ込んでしまいます。
汗そのものはもともと無臭なのですが、しみついた汗や皮脂を放置すると、そこに雑菌が繁殖して臭う原因となってしまうのです。
また、汗がしみ込んで布団に湿気がたまるとカビの原因にも!
頭から出るフケや皮脂もカビのエサになってしまいますし、雨の日が続いたり梅雨時期だったりするとさらにカビが生えやすく、特有のにおいが出てしまうでしょう。
そのほか、寝室で飲食や喫煙の習慣がある場合も、食べ物やたばこのにおいが残ってしまうことがあります。
寝室が臭い場合の対処法を徹底チェック!
寝室が臭い場合は、こんな方法でにおいを撃退!
3つの対処法をご紹介します。
①洗濯する
枕カバーやシーツ、布団カバー、カーテンなど、洗えるものは洗濯をしましょう!
寝具やカーテンに染みついたにおいや、においの元となる汗や皮脂もすっきりきれいに取り除けます。
漂白剤や除菌効果のある洗剤を使って除菌をするとより効果的です。
②天日干しする
掛け布団や敷き布団、マットレスなどなかなか洗濯できないものは、天日干しもおすすめです。
太陽の光や外気に当てることで、中にこもった湿気を取りのぞくことができます。
晴れた日にしっかり天日干しをすると、布団がフワフワになって気持ちいいですよ!
外に干すのが難しい場合は布団乾燥機でもOKです。
③換気をする
換気をして寝室にこもった空気を入れ替えましょう。
ドアと窓など、2ヵ所以上開けると空気の流れができて効率的に換気ができます。
換気が難しい場合は空気清浄機でもOKです。
寝室が臭くなるのを普段から予防できる?
においの元となる汗や皮脂、カビのもとが蓄積しない対策が大切です。
寝室が臭くならないための予防策を3つ紹介します。
寝具をこまめに洗濯、交換する
寝具に汗や皮脂がたまる前に、こまめに洗濯したり交換したりしましょう。
寝具は週に1回程度、洗濯するのが理想的。
とくに枕カバーは汗や皮脂、フケなどで汚れやすいので、定期的に洗濯しましょう。
こまめに換気をする
こまめに換気をして部屋の空気を入れ替えることで、カビの発生を防ぐことができます。
においが充満する前に空気を入れ替えることができれば、すっきり!
晴れた日に窓を開けてしっかり換気をすれば、湿気も追い出すことができます。
クローゼットやタンスの引き出しなども開けて、一緒に換気しましょう。
消臭スプレーや置型の消臭剤を使う
「汗をかいたけどシーツをすぐに洗濯できない」などの場合は、布用の消臭スプレーを使ってみてはいかがでしょう。
シュっとひと吹きで除菌・消臭!置型よりも即効性があります。
クエン酸を使って消臭剤を手作りすることもできますよ。
クエン酸小さじ1杯を200mlの水で薄め、霧吹きに入れて使いましょう。
においが強いなら、置型タイプの消臭剤と併用するのも良いですね。
無香料もありますが、心地よい眠りにつけるラベンダーやジャスミン、カモミールなどの香り付きもおすすめです。
また、ペットを飼っている家では、ペットのにおいが寝室に残っている場合も。
ペットは定期的にお風呂に入れて洗ってあげるのも良いでしょう。
家づくりやリノベーションの視点では、においの付きづらい内装材を取り入れるのもおすすめです。
しあわせな家でご提案している床材「スミノエ トリプルフレッシュガバナーTF」は、24時間サイクルでの消臭機能を持ち、快適空間を保ちます。
寝室が臭い原因は汗とカビ! こまめな洗濯と換気を心がけて
寝室が臭い原因は主に汗とカビです。
寝ているときにかいた汗が寝具にたまって雑菌が繁殖したり、汗で湿気がこもりカビが映えたりして不快なにおいが発生してしまいます。
そのほか寝室で飲食や喫煙をした残り香、ペットのにおいなどがしみついてしまうことも。
寝室のにおいが気になってきたら、寝具やカーテンを洗濯しましょう。
洗えないものは天日干しをし、窓を開けてしっかり換気を。
においの元となる汗や皮脂、カビのものなどを取りのぞきましょう。
寝室ににおいがこもらないようにするためにも、こまめな洗濯や換気を心がけてくださいね。
においの元を蓄積させず、寝室を快適に保ちましょう。