2021.04.23
良い睡眠のための部屋づくり。寝室の間取りや内装、環境を解説
こんにちは。中古住宅仲介・リノベーションを行う不動産会社「しあわせな家」の高田です。
リノベーションや新築の機会に、質の良い睡眠を目指す部屋を目指してみてはいかがでしょうか。
ぐっすり眠れる寝室を造るために、間取りや内装、レイアウトで気をつけるべきポイントをご紹介します。
睡眠の質を上げる部屋にするための、ちょっとしたコツもお伝えします。
良い睡眠をとれるお部屋に。間取りや内装のポイントとは?
一日の疲れを癒す寝室。
リラックスして質の良い睡眠をとれる部屋のコツについて、間取りや内装などの視点からご紹介します。
リノベーションや新築の際にはぜひ参考にしてみてください!
レイアウトや壁紙
寝室は寝るためだけの専用の空間にすると、気分を切り替えてリラックスすることができます。
広い寝室にはデスクなどを置きたい方もいるかもしれませんが、その場合はパーテーションなどでしっかりゾーニングすることをおすすめします。
ベッドの大きさや配置は寝室の広さにもよりますが、トイレや風呂の水音が響かない場所に置きたいですね。
窓側も冬は寒さを感じる可能性があります。
寝室のスペースに余裕があればベッドは部屋の中央に置き、両脇にサイドテーブルと間接照明を配置するのがおすすめ。
左右対称で調和のとれた落ち着くレイアウトになりますよ。
寝室の広さとベッドの大きさ、家具の関係についてはこちらでも詳しくご紹介しています。
また、壁紙やファブリックは温かみのある落ち着いたカラーをチョイス。
落ち着いた雰囲気のベージュやブラウン、リラックス効果のあるグリーンやブルーなどが良いでしょう。
照明
電球の色は白よりも白熱灯の温かみのある光の方が空間の雰囲気を柔らかくしてくれます。
電球などの光源が直接見えると刺激により脳が覚醒するので、シェードなどで電球が覆われているタイプの照明や間接照明がおすすめです。
寝室の照明の選び方については、こちらもぜひご覧ください。
寝室照明の選び方は?寝室の照明の種類やコーディネートのポイントも
朝には朝日が入れば、自然にすっきり目覚められます。
朝日が少しずつ入ってくるよう、東側の部屋を寝室にするのも良いですね。
室温管理
寝室に理想的な温度は夏は25度、冬は15~18度程度。
室温は部屋の位置や間取りも影響します。
たとえば南向き・西向きの部屋は冬には暖かくても夏は暑くなりがちですし、北向きの部屋は夏には快適でも冬は寒いかもしれません。
そのような場合は地域によって寝室の配置場所を考えるほか、断熱材をしっかり入れる、ペアガラス、二重サッシなどで外気の影響を受けにくくすると良いでしょう。
睡眠の質を上げる部屋にするためのコツ
ほかにも睡眠の質を上げる部屋にするには、こんなコツもありますよ!
これは今からすぐに取り入れられるものなのでぜひチャレンジしてみてくださいね。
光の刺激を避ける
パソコンやテレビの光は刺激となり脳を覚醒させてしまうので、寝室には置かないのがベター。
眠る前にベッドの中でスマートフォンを眺めるのもよくありません。
リラックスする香りを取り入れる
アロマなどでリラックス効果のある香りを取り入れてみましょう。
リラックスや安眠に効果があるのはラベンダー、カモミール、イランイラン、シダーウッドなど。
アロマディフューザーやポプリのほか、加湿器にアロマオイルを数滴たらして香りを広げられるものもあります。
心地よい寝具を選ぶ
ぐっすり眠るためには寝具選びも大切。
かけ布団、敷き布団、シーツは通気性がよく、汗を吸い取る吸湿性が高いものを選びましょう。
冬には保温性、夏には放熱性の高いものに交換を。
また、眠る前には部屋着やジャージではなくパジャマに着替えるのもポイントのひとつ。
眠る準備を整えることで、気持ちを切り替えてスムーズに眠りにつくことができますよ。
質の良い睡眠を目指す部屋づくり。レイアウトや内装、照明がポイント
リノベーションや新築の際には、安眠できる寝室づくりもぜひ!
ゆったりとリラックスするためのレイアウトや内装、照明のポイントをつかんで、質の良い睡眠につながる寝室を目指しましょう。
そのほか香りや寝具選びにも睡眠の質を高めるコツがありますよ。
すぐに実践できるものもありますので、今晩からぜひ取り入れてみてください。