2021.04.28

寝室照明の選び方は?寝室の照明の種類やコーディネートのポイントも

こんにちは。中古住宅仲介・リノベーションを行う不動産会社「しあわせな家」の高田です。

 

一日の終わりをリラックスして過ごし、良質な睡眠をとるためには寝室の照明選びが大切!

今回の記事では、寝室の照明の選び方についてご紹介します。

 

「寝室に最適な照明の明るさや色は?」「どんな種類の照明がおすすめ?」など快適&良い雰囲気づくりができる照明の選び方、コーディネートのポイントをお伝えします。

サイドテーブルに照明がある寝室

 

寝室の照明の選び方でまずチェックするポイント

寝室の照明に大切なことは、安眠できる環境がつくれるかという点。

しっかりぐっすり眠れる環境づくりの観点から照明を選ぶには、まずは以下の3点をチェックしましょう。

明るさ

寝室が明るすぎるのはNG。

自然な眠気を誘うホルモン「メロトニン」の分泌を促す明るさは、500ルクス以下と言われています。

 

読書や勉強をするときに必要な明るさは、およそ750ルクス。

日常的に使用している明かりより、やや控えめな明るさを意識しましょう。

 

通常使っている照明の色には微妙な違いがあり、住宅用としては「電球色」「昼白色」「昼光色」の3種類がよく使われます。

部屋の雰囲気をやわらかくし、心をリラックスさせてくれるのはオレンジ・暖色系の光を放つ電球色です。

 

昼白色、昼光色の白色系を使う場合はワット数を抑えるなどの工夫をおすすめします。

 

機能

便利機能を駆使して快適な環境をつくるのも手です。

 

明るさの強弱を変えられるものや、ベッドの中からオンオフできるリモコン付きなどがおすすめ。

音声操作が可能なスマート家電も登場しています。

 

また、シェード付きで光源が直接視界に入らないようになっているかどうかもチェックしておきましょう。

凹凸や穴などのデザイン性のあるシェードなら、点灯時に影や光の反射などをつくり出して雰囲気も演出できます。

 

質の良い睡眠をとるための部屋造りのポイントについては、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。

良い睡眠のための部屋造りの内装のポイントは?寝室の環境も解説!

ねむリノベバナー

 

寝室におすすめの照明の種類や特徴

ひと言で照明と言っても、その形や種類はさまざま。

寝室におすすめの照明やその特徴、選び方のポイントをご紹介します。

シーリングライト

天井に取り付けて部屋全体を照らす、部屋のメイン照明。

部屋を隅々まで照らす明るさがあるので、明るさを変えられる調光機能とリモコン付きのものを選ぶのがおすすめ。

 

最近は色味を蛍光色、電球色両方に変えられるものも出ています。

 

フロアスタンドライト

間接照明や補助照明として取り入れやすいフロアスタンドライト。

寝室の隅にフロアスタンドライトを設置すれば、優しい光で室内に奥行きと立体感を演出できます。

 

就寝前にはメインの照明を消して、やわらかい色のフロアスタンドライトだけにすると、さらにリラックスした雰囲気をつくれます。

 

ペンダントライト

ペンダントライトは天井から吊り下げるタイプの間接照明。

デザイン性が高いものも多く、照明自体がインテリアとして寝室の雰囲気を高めてくれます。

 

ダウンライト

天井や足元に埋め込んで設置するタイプの照明器具。

天井に設置するときは明かりが直接目に入るので、真下にベッドが来ないように気をつけるとよいでしょう。

 

足元や壁に設置するのも、落ち着きのある雰囲気づくりができておすすめです。

 

ベッドサイドライト

ベッドで過ごす時間に手元を照らすライト。

ベッドサイドに直接設置するタイプのほか、サイドテーブルに置くテーブルライトなどがあります。

 

寝る前に使うライトなので、控えめでやわらかい明かりがおすすめ。

セミダブル以上の大きなベッドでは両側に設置してもよさそうです。

 

寝室の照明のコーディネートのポイント

ベッド裏のダウンライト

寝室の照明をおしゃれにコーディネートするなら「一室多灯」がポイント!

 

メイン照明のほかに複数の間接照明を取り入れることで、複数の光や影が重なって空間に奥行きとムードを出すことができます。

明るさを抑えた暖色系の光を、全体的に低い位置でぼんやりと照らすことで寝室らしいリラックスムードが叶うでしょう。

 

たとえば、こんな組み合わせや使い方はいかがでしょうか。

  • メイン照明のシーリングライト+スタンドライト
  • ペンダントライト+テーブルライト
  • ベッド裏に間接照明としてダウンライトを設置
  • 光が拡散するシェードデザインの間接照明を設置
  • スタンドライトで壁を照らして間接照明にする
  • デザイン性の高いペンダントライトをインテリアとしてベッドサイドに設置

 

手元や室内を直接照らすのではなく、壁や足元を照らして反射する光で間接照明とするのも素敵です。

観葉植物と組み合わせて、植物のシルエットが影として壁や天井に広がる…なんて使い方もおしゃれですよ。

 

寝室照明の選び方を知って、安眠できる寝室造りを!

リラックスして安眠につながる寝室を造るためには、照明選びが大切。

 

明るさ、光、機能などは質の良い睡眠に直結する大事なポイントです。

フロアスタンドライトやペンダントライトなど、照明には様々な種類がありますが、ご自身の寝室の雰囲気に合うものをチョイスしてみてくださいね!

 

リラックスできる良い雰囲気を出すには、一室多灯もポイントになります。

メイン照明に間接照明や補助照明を組み合わせることで、影や光の重なりを演出してみましょう。

 

デザイン性の高いお気に入りの照明をインテリアとして取り入れるのもおしゃれ。

照明の選び方のコツを押さえて、寝室がリラックスできるお気に入りの空間になりますように。

ねむリノベバナー

facebook

twitter

line