2024.05.01

リノベーション向き物件の探し方のポイントを解説!注意点も紹介

こんにちは!中古住宅仲介・リノベーションを行う不動産会社「しあわせな家」の山田です。

 

中古マンションを購入してリノベーションを検討されている方は、どのような物件を選べば良いのか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

実は、物件によってはリノベーションに向き不向きがあるので、物件選びは非常に重要です。

 

そこで今回は、リノベーション向き物件の探し方のポイントについてお話ししていきます。

効率の良い物件の探し方や探す際の注意点などもご紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね!

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リノベーション向き物件の探し方のポイント

中古物件を購入してリノベーションする際は、物件選びがとても重要になります!

 

リノベーション向き物件の探し方のポイントには、次のようなものがあります。

 

<一戸建て・マンション共通のポイント>

  • 販売価格が低い物件
  • リノベーション・リフォームされていない物件

 

<一戸建てのポイント>

  • 1981年以降に建築した物件
  • 完了検査証がある物件

 

<マンションのポイント>

  • ラーメン構造の物件
  • 管理規約が厳しくない物件

 

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

 

一戸建て・マンション共通のポイント

中古の一戸建てまたはマンションを購入してリノベーションを行う場合、次のポイントを意識して物件を探してみましょう。

 

販売価格が低い物件

大掛かりなリノベーションをする場合、どうしても工事費用が高くなってしまいます。

総額費用をできるだけ抑えたいなら、価格が安い中古物件を探しましょう。

 

おすすめは、築15〜20年ほどの物件。

特にマンションの場合、この築年数の物件は、比較的低価格で、かつ資産価値の下落も緩やかな傾向にあります。

また、築15~20年であれば気に入った部分やそのまま使える部屋や設備がある場合も。

その場合はリノベーションする箇所を絞ることで物件の販売価格とのバランスを取ることができます。

 

リノベーション・リフォームされていない物件

すでにリノベーションやリフォームされている物件は、どうしても価格が高い傾向があります。

できるだけ価格を抑えて物件を購入して自分好みのリノベーションをしたい場合は、リノベーションやリフォームされていない物件を選ぶのがおすすめです。

 

一戸建てのポイント

中古の一戸建てを探す際のポイントは次のとおりです。

 

1981年以降に建築した物件

築年数が古い家は最新の耐震基準を満たしていないことが多く、地震など災害が起きた場合に倒壊のリスクが高いです。

そのため、古い家をリノベーションする際は、基礎工事や耐震工事を追加する必要がありますが、そうなるとリノベーション費用が高額になる恐れも。

 

中古物件を購入してリノベーションをするのであれば、耐震基準が厳正化された1981年6月以降に建築確認された、築40年未満の物件を選ぶのがおすすめです。

 

完了検査証がある物件

完了検査証とは、建築工事が完了したあとに建築確認申請どおりに工事が行われたかどうかを検査し、合格した際に交付される証明書です。

通常はどの建物にもあるものですが、築年数が古い家や違法建築の場合は、完了検査証がない場合もあるので注意が必要です。

 

マンションのポイント

中古のマンションを探す際のポイントは次のとおりです。

 

ラーメン構造の物件

マンションの構造には、主に「ラーメン構造」と「壁式構造」の2種類があります。

 

ラーメン構造とは、柱と梁で建物を支えている構造で、リノベーションの際に壁を撤去することができます。

一方、壁式構造とは、壁で建物を支えている構造で、壁を撤去すると建物の耐久性に影響が出るため、自由に壁を撤去できません。

 

そのため、リノベーションで間取り変更を行いたい場合は、壁を撤去できるラーメン構造の物件を選ぶ必要があります。

 

管理規約が厳しくない物件

マンションには、さまざまな決まりごとを定めている管理規約というものがあります。

管理規約ではリノベーションやリフォームについても定められており、管理規約に反した工事は行うことができません。

 

そのため、物件を選ぶ際は管理規約が厳しくないマンションを選ぶのがおすすめです。

良い物件が見つかった際は、そもそも自分がやりたいリノベーションがマンションの管理規約に反していないか、事前に確認しましょう。

 

 

中古住宅の選び方のポイントや物件の購入前に重要となる内覧のポイントについては、下記コラムでもご紹介していますので、あわせてご覧ください。

中古住宅の選び方は?見るべきポイントやメリットデメリットをチェック

中古住宅の内覧で忘れずに聞くことは? 内覧ポイントやマナーも確認

 

 

リノベーション向き物件の効率の良い探し方

リノベーション打ち合わせ

リノベーション向き物件を探す方法としては、次の探し方があります。

  • ポータルサイトで探す
  • 不動産会社に相談する
  • ワンストップリノベーション会社に相談する

 

手軽に探せる方法の一つが、不動産ポータルサイトで探す方法です。

さまざまな中古物件が掲載されているため、一度にさまざまな物件を見比べることができます。

ただし、どれがリノベーション向き物件かわかりづらいというデメリットがあります。

 

不動産会社に直接相談するという方法も。

不動産会社に直接相談することで、ポータルサイトに掲載されていない物件に出会える可能性がありますよ。

 

ただし、不動産会社によっては中古物件の得意不得意がありますので、中古物件の取扱が多い不動産会社に相談すると良いでしょう。

 

なお、中古物件を購入してリノベーションを行うのであれば、中古物件の購入とリノベーションをまとめて行える「ワンストップリノベーション会社」に相談するのがおすすめです。

リノベーションのノウハウを持っているため、プロの目線でリノベーションに適した物件を探してくれます。

 

また、物件探しからリノベーション工事まで一貫して行うため、窓口が一つで済むというメリットも。

 

しあわせな家では、リフォーム業経験者である「建物のプロ 技術営業」が物件探しからリノベーションまでワンストップでサポートいたします。

お気軽にご相談ください。

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リノベーション向き物件を探す際の注意点

リノベーション向き物件を探す際は、まずはしっかりと予算を決めておきましょう。

物件の購入資金だけでなく、物件購入費用とリノベーション費用、諸費用など、トータルでかけられる予算を考えることが大切です。

 

また、良い中古物件が見つかったとしても、その物件が希望のリノベーションが可能かどうか、しっかりチェックしましょう。

マンションの場合は、大幅に間取り変更をしたいと思っていても、壁式構造のマンションであれば、できない可能性があります。

 

建物の耐震性や管理状況も必ず確認を。

管理の状態が悪いと建物も劣化しやすいため、安心して暮らすためには重要なポイントです。

 

 

リノベーション向き物件の探し方のポイントを知って理想の住まいを手に入れよう

リノベーション向き物件の探し方のポイントは、「販売価格が低い物件」や「リノベーション・リフォームされていない物件」。

これらの物件は物件購入費用を抑えられます。

 

また、中古の一戸建てを探す場合は「1981年以降に建築した物件」であるかどうかや、「完了検査証がある物件」なのかも確認を。

 

中古マンションで希望のリノベーションを叶えたい方や自由にリノベーションしたい方は、間取り変更が可能な「ラーメン構造の物件」や「管理規約が厳しくない物件」を探すと良いでしょう。

 

リノベーション向き物件を探す方法としては、ポータルサイトで探す方法や不動産会社に相談する方法、ワンストップリノベーション会社に相談する方法があります。

 

ワンストップリノベーション会社は、リノベーションのプロの目線で物件探しからリノベーション工事まで一貫して行います。

窓口も一つで済むので、手間がかからないというメリットもありますよ。

リノベーションを前提に物件購入を考えるなら、ぜひワンストップリノベーション会社に相談してみましょう。

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