寝室は和室・洋室どっち？メリットデメリットや実例を知って検討を

こんにちは。中古住宅仲介・リノベーションを行う不動産会社「しあわせな家」の高田です。

 

寝室は布団の和室とベッドの洋室、どちらがお好みでしょうか？

一日の疲れを癒す寝室は、リラックスできるお気に入りの空間に仕上げたいもの。

 

今回は和室の寝室と洋室の寝室、それぞれのメリットとデメリットを改めて確認！

 

寝室のコーディネートアイデアや、和室・洋室それぞれに向いているタイプもお伝えします。

 

 

寝室は和室か洋室か迷う方へ、それぞれのメリットデメリットを紹介

「畳の香りに包まれて布団で寝たい」「いやいやベッドが楽ちん」と、寝室を考える際に和室か洋室か意見が分かれてしまうことがあります。

布団で寝たい方は和室を、ベッドで寝たい方は洋室を希望することが多いからです。

 

まずは和室の寝室、洋室の寝室のメリット・デメリットをそれぞれご紹介します。

 

和室の寝室のメリット

和室の寝室には、こんなメリットがあります。

• 畳の香りに包まれて眠れる
• 和の空間でリラックスできる
• 布団を片付けると部屋が広く使える
• 畳や障子は調湿効果があり、乾燥や湿気のある時期も快適

 

畳の香りに包まれる和の空間でリラックスして眠れるのが、和室のメリット！

布団を片付ければ部屋を広く使えるので、寝室以外に書斎や趣味部屋として活用することもできます。

 

また、畳や障子といった和の建材は風通しや調湿効果に優れているので、乾燥や湿気の時期も快適に過ごすことができるでしょう。

 

和室の寝室のデメリット

和室の寝室には、こんなデメリットがあります。

• 布団を敷く・片付けるのが面倒
• 布団を収納するスペースが必要
• 床に近いのでホコリが心配
• 畳の上に置ける家具が限られる
• 畳や障子などはお手入れが必要

 

やはり、毎回布団を敷いたり片付けたりしなくてはいけないのは面倒です。

かといって敷きっぱなしにしていると、布団の下が汗で湿ってカビが生えてしまう危険も。

床に近い場所で横になるので、アレルギー体質でホコリが心配という方もいるでしょう。

 

また、畳の上に重たい家具を置くと畳がへこんでしまうので、ベッドをはじめ、置ける家具が限られてしまいます。

 

洋室の寝室のメリット

洋室の寝室には、こんなメリットがあります。

• ベッドなら布団を片付けなくていいので楽
• ベッドなら足腰が悪い方も立ち上がりやすい
• 重たい家具も置けるので、部屋を自由にコーディネートしやすい

 

毎朝毎晩、布団の収納が不要なのがベッドのメリットです。

押入れなど布団の収納場所も必要ありません。

 

洋室はベッドや収納ボックス、ドレッサーなど重たい家具も問題なく置けるので、好きな家具を置いて部屋を自由にコーディネートしやすい点も嬉しいです。

 

ずっとベッドで寝ていたという方は、洋室でベッドの寝室にしたいと考えるケースが多いでしょう。

 

洋室の寝室のデメリット

• ベッドで部屋が狭くなる
• ベッド下の掃除が面倒
• フローリングだと足元が冷える
• 布団を敷くには床が固い

 

大きなベッドが部屋のスペースを圧迫するのがデメリットです。

ベッドの足の長さによってはベッド下の掃除がしづらく、ホコリやゴミが溜まってしまうこともあるでしょう。

 

また、フローリングに布団を敷くという選択肢もありますが、床に直接布団を敷くと床が固くて体が痛くなってしまうので、マットレスや「すのこ」などが必要です。

 

和室・洋室の寝室の例を参考に！それぞれに向いているタイプ

寝室は和室でも洋室でも、自分のライフスタイルに合わせて整え、リラックスできる空間にすることが重要。

好きなテイストのリネンや家具、インテリアなどで好みの雰囲気に仕上げられるとさらに良いでしょう。

 

和室と洋室での、寝室のコーディネートのヒントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

和室の寝室コーディネートのヒントや向いているタイプ

和の雰囲気や風合いを生かしてコーディネートするのがおすすめです。

 

リネンや家具の色味は、こんな色を選んでみましょう。

• 木の風合いでナチュラルなブラウンやベージュ
• 白木や漆喰に合わせたモダンなホワイト
• 漆を思わせる黒やダークブラウン

 

また、和室＝布団と思っている方も多いですが、和室に布団ではなくベッドを置くのもありですよ。

ヘッドボードがない形のベッドが和室と相性が良く、畳の上に置くなら足のないローベッドがおすすめ。

足のないタイプのローベッドなら、足のあるタイプのベッドよりも畳へのダメージが少なく済みます。

 

ベッド下に「すのこ」を敷くなど、湿気にも注意しましょう。

 

和室の寝室が向いているタイプ

こんな方は和室の寝室が向いています。

• 和の雰囲気を楽しみたい方
• 床に近い低い位置に座ったり寝たりしたい方
• 部屋を広く使いたい方
• 畳の上に寝転がってリラックスしたい方

 

洋室の寝室コーディネートのヒントや向いているタイプ

洋室の寝室に置くベッドは、部屋の中でも大きなスペースをとる家具ですので、ベッドのタイプやリネンの色・素材で寝室の雰囲気が大きく左右されます。

 

こんなアイデアはいかがでしょうか。

• インテリアやリネンのカラーを絞ってシンプルスタイル
• ベッドテーブルとベッドライトをベッドの両脇に置いてホテルライクに
• ローベッドや畳ベッドで和モダンな雰囲気に

 

洋室にローベッドや畳ベッドを置いて、和モダンな雰囲気の寝室に仕上げるのも素敵です。

洋室と和室で意見が分かれたときの折衷案として、取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

布団に近いイメージの高さの低いベッドだと、和の雰囲気を出しやすいです。

 

洋室の寝室が向いているタイプ

こんな方は洋室の寝室が向いています。

• 部屋を好みにコーディネートしたい方
• 毎日布団を片付けるのが面倒な方
• アレルギー体質でホコリが気になる方
• 足腰が弱っていて布団から立ち上がるのがつらい方

 

 

寝室は和室？洋室？ ライフスタイルに合わせて選ぼう

寝室は和室がいいか洋室がいいか、家族で意見が分かれることもあります。

 

それぞれのメリット・デメリットを把握して、ライフスタイルに合わせて選んでみましょう。

布団で寝たいから和室、ベッドで寝たいから洋室とは限らず、和室にベッドを置いたり洋室に布団を敷いたりするケースもありますよ。

 

好みのテイストや目指す雰囲気をイメージしながら、リラックスできる寝室づくりを！