2021.07.07
寝室のカーテンの選び方をチェック!寝室に適した色・素材・機能は?
こんにちは。中古住宅仲介・リノベーションを行う不動産会社「しあわせな家」の高田です。
カーテンは、部屋の中で大きな面積を占める部分。
部屋の印象や雰囲気を大きく左右します。
快適な寝室づくりのためには、ぜひカーテンの選び方にもこだわってみましょう。
今回は、おしゃれで快適な寝室づくりをカーテンの選び方から解説!
寝室に適しているカーテンの色、素材、機能の種類ごとの特徴や、選ぶポイントをご紹介します。
寝室のカーテン選びは重要!色や素材の選び方をチェック
カーテンから快適な寝室を考える際、選び方のポイントにしたいのは下記の2点です。
- 気持ちを落ち着けてリラックスできる色・柄を選ぶ
- 部屋の雰囲気やコーディネートに合わせて色・柄・素材を選ぶ
では、おすすめの色や素材、それぞれ選ぶ際のコツについてご紹介していきます。
色を選ぶポイント
寝室はリラックスできる空間に整えたいもの。
色はその種類によって心に与える印象や効果が異なりますので、寝室に採用するならリラックスできるカラーを選ぶと良いでしょう。
それを踏まえて色を選ぶなら、以下のようなカラーがおすすめです。
- 気持ちが落ち着くベージュ系、ブラウン系などのアースカラー
- 癒し効果のあるグリーン系
- 鎮静効果のあるブルー系
- 上品で落ち着いた印象を与えるグレー系 など
一方、赤や黄色はエネルギーや元気を感じる、黒は圧迫感を感じるといった効果があるので、寝室でカーテンのような大きな面積に取り入れるのは不向きです。
柄に関しても、落ち着いた印象になる無地が多く選ばれる傾向があります。
柄物を選ぶなら、ストライプや花柄、植物柄、細かい柄など、比較的シンプルな柄を選ぶと良いでしょう。
部屋全体の雰囲気やコーディネートを考えて色を選ぶなら、同色系でまとめるのがおすすめ。
カーテンは面積が大きいので、周囲とカラーを合わせると統一感が出て落ち着いた雰囲気になりますよ。
そのほか、色のトーンを揃える、あえて反対色を使うというコーディネート方法もあります。
素材を選ぶポイント
部屋の雰囲気に合わせてカーテンの素材や質感を選ぶと、さらにコーディネートがランクアップします!
以下のような素材のカーテンがよく使われますよ。
- ポリエステル:手触りがよく光沢感があり、ドレープ性に優れる
- アクリル:柔らかく温かみのある手触り。劣化すると毛羽立ちからドレープ性が悪くなる
- レーヨン:さらっとした軽い手触りと独特の光沢感。やわらかなドレープをつくる
- コットン:ナチュラルな雰囲気で肌触りが良い
- リネン:パリッとした手触りとナチュラルな風合いが魅力。ドレープ性には欠ける
ポリエステルやアクリルなどの化学繊維は、丈夫でシワになりにくく、比較的安価なものが多いのも魅力。
レーヨンも同じ化学繊維ですが、シルクの代用品として開発された素材で、光沢感あるしなやかな風合いが特徴です。
コットンやリネンは天然素材なため、通気性・吸湿性・保温性に優れているという点が人気です。
リネンは時間が経つほどに風合いが増し、丈夫なため長年楽しむことができるでしょう。
また、部屋側にはドレープカーテン、窓側にはレースカーテンと2枚重ねで使うことをおすすめします。
重ねることによって遮光性や遮熱性、防音性がアップし、外からの光・音の影響を減らして、ぐっすり熟睡できる寝室になるでしょう。
寝室のカーテンを機能で選ぶ! 選び方のポイントとは
寝室のカーテンは、色柄・素材だけでなく「機能」で選ぶという選び方もありますよ。
音や光を遮ってぐっすり眠りたい! という方は、こんな機能のあるカーテンを選んでみてはいかがでしょうか。
遮光機能
光を通さない遮光カーテンなら、真っ暗な寝室で熟睡可能。
光の透過性によって、等級があります。
・遮光1級(遮光率99.99%以上)
ほとんど光を通さない。カーテンを閉めると人の顔が判別できないほど真っ暗になる。
・遮光2級(遮光率99.80%以上99.99%未満)
人の顔や表情が判別できるレベルに暗くなる。
・遮光3級(遮光率99.40%以上99.80%未満)
薄暗がり程度の暗さになる。
「夜勤仕事なので昼にぐっすり眠りたい!」という方には、遮光1級レベルがおすすめ。
そのほかの方は遮光2級、3級でも問題ないでしょう。
逆に、朝日を浴びて起床したい、朝寝坊が心配、という方の場合は遮光なしの非遮光タイプか、遮光が少なめの素材を選ぶのがおすすめです。
遮熱・断熱機能
夏は屋外の熱気をシャットアウトし、冬は室内の温かい空気を逃がさない機能です。
室温を快適にキープしてくれます。
冷暖房効率もアップするので、光熱費の節約にもつながるでしょう。
防音機能
外から室内へ、室内から外への音を遮る機能。
大きな道路や線路、人通りの多い道路に寝室の窓が面しているような場合に重宝するでしょう。
室内から外へ音が漏れるのも抑えるので、隣家の窓と近いのでプライバシーを守りたい、赤ちゃんがいて夜泣きが心配というお家にもおすすめです。
UVカット
外光をやわらかく取り入れるレースカーテンに、UVカット機能が付いているものもあります。
昼間は明るく光を取り入れつつ、UVカットを実現。
肌を紫外線ダメージから守ったり、床や家具の日焼けを防いだりといった効果も期待できます。
寝室のカーテンの選び方を知って、快適な寝室を目指そう!
カーテンは部屋の中でも大きな面積を占めるものなので、選んだ色や素材によって部屋の雰囲気が左右されます。
そのため、リラックスして快適に過ごせる寝室をつくるためには、寝室のカーテンの選び方は大切!
色や柄は部屋の雰囲気やコーディネートを考えるのはもちろん、リラックスできる、落ち着いた気持ちになれる色柄を選びましょう。
とくにアースカラーやグリーン、ブルーなどがおすすめです。
また、カーテンの素材によっても部屋の雰囲気や質感が変わりますよ!
さらに、遮光、遮熱、防音、UVカットといった機能付きのカーテンもあります。
寝室でどのように過ごしたいか、どんな寝室にしたいのかを考え、カーテンを選んでみましょう。