2021.04.14
寝室の広さのおすすめは?広さ別の特徴や注意点も解説!
こんにちは。中古住宅仲介・リノベーションを行う不動産会社「しあわせな家」の高田です。
寝室は一日の疲れを癒す大切な部屋。
狭すぎる寝室ではリラックスできませんが、広すぎてもほかの部屋のスペースを圧迫してしまいます。
一日の終わりをリラックスして過ごすためには、どのくらいの広さが必要でしょうか。
今回は、寝室におすすめの広さについて解説。
寝室でよく採用される広さや広さ別に置ける寝具や家具、広さ以外にも考えるべき点などについてお話しします。
寝室で人気の広さはどのくらい?
寝室はリラックスして一日の疲れを癒す部屋です。
リビングのように生活をするスペースでないとはいえ、狭すぎると窮屈でリラックスできないですよね。
とはいえ、寝るためだけの寝室にはそう広いスペースをとれないというのも現状。
寝室の広さとしてよく採用されるのは6畳~8畳、10畳程度です。
一人暮らしでシングルベッドやセミダブルベッドを1台置くだけなら、4.5畳の寝室でも良いかもしれません。
しかし、夫婦の寝室としてダブルベッドやクイーンサイズベッド、またはシングルベッドを2台並べて置くなら6畳以上の広さは欲しいところです。
シングルベッドを2台並べてサイドテーブルや収納棚を置き、余裕をもたせた通路も確保しようと思うなら、8畳以上の広い寝室が適しています。
寝室の広さは家全体の広さや家族構成、ライフスタイルによっても異なります。
家族の人数ごとの広さや間取りについてはこちらでもご紹介していますので、ぜひご覧くださいね。
3人家族の家の広さはどのくらい必要?間取りのポイントも解説!
4人家族の家の広さはどのくらい必要?間取りや注意点なども解説!
寝室の広さ別に置ける寝具や家具、具体的なイメージを解説
寝室でよくあるサイズごとに、置ける寝具や広さのイメージを解説します。
4.5畳
ダブルベッド1台、もしくはシングルベッド2台を並べて置くと、それだけで寝室はいっぱいです。
通路を確保するためにベッドは壁にくっつけて配置し、そのほかの家具を置くスペースはほぼ残らないでしょう。
開き戸だとドアがぶつかってしまう可能性があるため、引き戸にするなどの工夫が必要です。
ベッドよりも布団を使った方が良い広さといえます。
6畳
ダブルベッド1台、またはシングルベッド2台を置いても通路を確保できる広さです。
しかし、十分な余裕があるとは言えません。
ベッド以外の家具を置くこともできますが、例えばタンスを置くなら引き出しを開けるスペースがあるかといったチェックが必要となるでしょう。
8畳
ダブルベッドやクイーンサイズベッド、またはシングルベッド2台を置いても余裕がある広さです。
十分な通路を確保し、サイドテーブルやドレッサー、タンス、テレビといった家具を配置することも可能です。
10畳
寝室としてはかなり広い、余裕のある空間になります。
大きなベッドも余裕をもって配置できるでしょう。
ソファを置いたりデスクを置いて書斎スペースを造ったりと、寝室の中を区切って別の用途を持たせることも可能です。
寝室の広さを考えるときの注意点
寝室に置くベッドの大きさや置きたい家具の種類、寝る以外にどんなことをするスペースにしたいか、といったことから寝室の大きさを考えましょう。
あまり大きすぎてもほかの部屋のスペースを圧迫して、生活しづらくなってしまいます。
家全体で広い敷地があるなら、8畳くらいがちょうどよいバランスではないでしょうか。
また、気をつけたいのは広さだけではなく寝室の形です。
面積では同じ部屋であっても部屋の形に凸凹があったり、形によってはベッドや家具の配置がしづらいことがあるからです。
ベッドのみを置くなら、正方形型だと奥行きも通路もしっかりとれてゆったり感がアップ。
ベッド以外の家具を置くなら、スペースを区切れる長方形型がおすすめです。
また、ダブルベッドやクイーンサイズベッドなどの大きなベッドを置きたい場合、寝室内の配置場所はもちろん、玄関や廊下、寝室のドア、マンションのエレベーターなど搬入口はベッドが通る幅があるかといった確認も必要となりますので注意しましょう。
寝室の広さは6~8畳程度が人気!ライフスタイルに合わせて考えて
リラックスして一日の疲れをいやすためにも寝室には十分な広さが欲しいもの。
ダブルベッドやクイーンサイズベッド1台またはシングルベッド2台を置くなら、6畳以上のスペースが適しています。
8畳、10畳以上であればデスクやドレッサーを置くなど、寝る以外のことをするスペースとしても活用できるでしょう。
家族構成や人数によって、最適とされる家の広さは異なります。
家全体の広さやライフスタイルなどから、寝室の広さについても考えてみてくださいね。