2020.10.06
リノベーションの流れを解説!業者の選び方など注意点もチェック!
こんにちは。中古住宅仲介・リノベーションを行う不動産会社「しあわせな家」の高田です。
リノベーションは、理想の住まいを実現する方法のひとつ。
でもリノベーションを検討している方は、何から始めてどのように進んでいくのかわからない方も多いと思います。
今回はそんな方に向けて、リノベーションの流れを解説します。
リノベーションはどんな流れで進んでいくのか、流れの中で注意する点などもお伝えしますね。
まずはリノベーションの流れを知ろう
理想の住まいを実現するリノベーション。
「赤ちゃんが生まれるから、家族向けの間取りに変更したい」
「水回りを最新設備に入れ替え、使い勝手のよい動線にしたい」
「家が古くなってきたから、耐震性や断熱性をアップするフルリノベーションをしたい!」
そんな希望も実現することができますよ。
リノベーションを依頼する際の流れを簡単にご紹介します。
【1】リノベーション業者を探す
まずはリノベーションを依頼する業者を探しましょう。
インターネットや雑誌などで情報収集をしながら、理想の家づくりを叶えてくれる業者を見つけます。
その会社が実施しているオープンハウスや相談会に参加して、担当者の想いを聞いてみると、自分に合っているかどうかが見えてきます。
最近はインターネットを利用したオンライン相談会も増えていますよ。
【2】業者へ希望を伝えて、見積もりを依頼する
「依頼したいな」と思えるリノベーション会社が見つかったら、リノベーションの内容などの希望や要望を伝え、見積もりを依頼します。
部屋数を〇個にしたい、キッチンは最新のシステムキッチンを入れたいといった具体的な要望を伝えても良いですが、ざっくりと、家族のコミュニケーションがとりやすい家がいい、家事の負担を軽くしたいといった暮らし方の理想を伝えて、プランを提案してもらうというカタチでもOKです。
できるだけ2社以上のリノベーション会社へ見積もりを依頼し、プランや費用の比較検討をすることをおすすめします。
【3】プラン決定、契約
提案されたプラン内容や見積もり金額に納得がいけば、リノベーション会社と工事請負契約を結びます。
契約時には工事代金の一部を手付金として支払いますので、現金の用意が必要です。
ローンを借りる場合はリノベーション会社がどこの金融機関がおすすめか提案をしてくれます。
それから、リノベーションプランをさらに詳しく打ち合わせし、ショールーム数ヵ所に足を運び、詳細プランを決定します。
【4】リノベーション工事
リノベーション工事にかかる期間は、工事箇所や工事内容によっても異なります。
建物を大きく解体して造り直すほどのフルリノベーションの場合、4~5ヵ月ほどかかってしまうことも。
自宅をフルリノベーションする場合は、工事中の仮住まいの準備も必要です。
マンションの場合、工事中の音で迷惑を掛けることになるので、事前にご近所への挨拶をきちんと行いましょう。
管理人さんとのコミュニケーションも大切です。
【5】完成・引き渡し
リノベーション工事が完了すると、完了検査を行い、完成済みの家が引き渡されます。
工事代金の残金については、引き渡しと同時に支払いが必要です。
追加工事などが発生した場合、最初の見積もりと違う金額になっていることもあるので注意しましょう。
また、残工事がある場合、引き渡しの際にきちんと書面を残すようにしましょう。
リノベーションの流れで注意したいポイントを紹介!
リノベーションを行う場合に、流れの中で注意したいポイントについてご紹介します。
中古物件を購入してリノベーションする場合
現在住んでいる自宅をリノベーションするほかに、中古物件を購入してリノベーションするという選択肢もあります。
その場合は、流れ【1】のリノベーション業者を探す前に、物件を探して購入するというステップが加わります。
そんなときには、中古物件を探す、購入の仲介、リノベーションまでワンストップで対応してくれる不動産会社を選ぶのがおすすめです。
理由はいくつもありますが、物件探しの段階から、担当者と理想の住まいを共有して一緒に進んでいけるのは安心感がありますね。
打ち合わせまでに希望と優先順位をはっきり決めておく
リノベーションでどんな家をつくりたいのか……打ち合わせでは、自分がどんな家で、どんな暮らしをしたいのかをしっかり伝えることが一番重要です!
実際には全ての理想を叶えることは難しいので、自分の中でも優先順位をはっきりさせておくことがポイントです。
ほとんどの人は当初の予算をオーバーします。
そこから担当者と一緒に「ちょうど良い落としどころ」をみつけるところが、一連の流れの中の最大のヤマ場です。
アフターサービスの内容も忘れず確認する
リノベーションプランと同じくらい大切なのは、アフターサービスの内容や期間です。
リノベーションが済んで暮らし始めてから起こった不具合に対して、いつまで・どんな範囲まで対応してもらえるのか、無料か有料かといったことを契約前に確認しておきましょう。
リノベーションのアフターサービスは新築物件よりは短い傾向がありますが、安心して住むためにも最低2年は欲しいところです。
自分たちにとってより良い提案をしてくれる担当者を探す
リノベーションの流れの中でも特に重要なのが担当者探しです。
リノベーションは、自分たちだけでなく担当者と一緒に進めていくものだからこそ、良い担当者と出会うことが大切。
こちらの要望を聞き入れてくれるだけではなく、自分たちでは気が付きにくい部分の提案も積極的にしてくれる担当者を探しましょう。
良い担当者なら、生活動線や収納スペースのより良い作り方など、案件を多く担当してきたプロだからこそ分かる提案をしてくれるはずです。
リノベーションの流れや注意点を押さえて理想の家づくりへの一歩を!
リノベーションの依頼は、【1】業者を探す 【2】見積もり依頼 【3】契約 【4】工事 【5】完成・引き渡し という流れが一般的です。
中古物件を購入してリノベーションをする場合は、【1】の前に物件の購入というステップが加わります。
この場合、物件を探す・購入するはA社と、リノベーションはB社と、となると手間がかかり、理想の間取りができないなどのミスが起こる可能性もあります。
そのため、中古物件の購入からリノベーションまでワンストップで対応している不動産会社へ依頼することをおすすめします。
打ち合わせまでに希望と優先順位を決めておく、アフターサービスの内容も確認するというのも重要です。
そして、こちらが言うことに「はい、はい」と答えてくれるだけではなく「こうしたらイイのでは」とドンドン提案をしてくれる担当者と出会うことが何よりも重要なことです。
自分の理想の暮らしを実現してくれるリノベーション会社・担当者を探しましょう!