2025.05.12
ミラノサローネ2025レポート
19年ぶり2回目!ミラノデザインウィーク2025に行って参りました。
ミラノデザインウィークとは、世界最大規模の家具見本市である「ミラノサローネ」と、ミラノ市内で開催される企業やデザイナーによる出展やイベント「フォーリサローネ」をあわせた総称です。
ミラノ市内
ミラノサローネ会場
昨年は弊社の技術営業6人が視察に来ましたが、今年は私(代表 山田)の番です!一人参加なのでツアーで行ったのですが、選んだツアーはミラノの後にコペンハーゲンに行く、インテリア好きにはたまらない、なんとも贅沢なものになりました。
たくさん紹介したいことがありますが、まずは弊社と「関わりのある」ものからスタートします。弊社の横浜オフィス廊下の写真をご覧ください。
世界の有名ブランドのチェアを並べています。デザインや座り心地を比較できるようにしているのですが、購入して置いただけなので「関わりのある」なんて言ったらずうずうしいですね・・・
とは言え、まずはここに並んでいるブランドの「ミラノサローネ」会場の写真を紹介します。
「テクタ」ドイツ
横浜オフィス廊下
ミラノサローネ会場
日本ではアクタスで購入することができますが、アクタスのホームページではテクタのことをこのように紹介しています。「バウハウスのデザイン哲学を現代へと継承する、稀有なブランド」
続いて
「アルフレックス」イタリア
横浜オフィス廊下
ミラノサローネ会場
アルフレックスは、シンプルでありながらも機能的なデザイン、 特に都市型のライフスタイルやコンパクトな空間に適した家具を多く提供しているブランドです。日本では、イタリアで学んだ日本人がアルフレックスジャパンを展開しています。
続いて日本代表
「マルニ木工」広島
横浜オフィス廊下
ミラノサローネ会場
マルニ木工は、天然木材の質感を活かしたデザインと、高い技術力による精緻な仕上げが特徴で、特に曲木の技術が高く評価されているブランドです。
他に出展していた日本ブランドを紹介
「カリモク」
「ナガノインテリア」
日本のブランドはこの3社だったと思います。
続いて
私の第二の職場?のチェアをご覧ください。
「ポラダ」イタリア
ミラノサローネ会場
19年前の視察の後、ポラダの工場も見学しました。すっかりファンになってしまい愛用をさせていただいておりますが、全ての商品を欲しいと思ってしまうくらい私の好みです。日本ではアクタスで購入できます。
次は
同じく横浜オフィス内VIPROOMにある照明。ここから照明の話になります。
「フロス」イタリア
ミラノサローネ会場
ミラノサローネでは、キッチンと照明が隔年で出展されるのですが、今年は照明の年です。
日本でもおなじみの2つのブランドも出展していました。
「スワロフスキー」オーストリア
「リヤドロ」スペイン
「生活のための光」「空間のための光」という2つのテーマが掲げられていたようですが、私には
おもいっきり存在感のある照明か、繊細で存在感を消した照明か
に思えました。
「ダヴィデグロッピ」イタリア
繊細な照明の代表格!フォーリサローネで見学しました。
右の照明の名は「サンペイ」。釣りキチ三平からインスピレーションをえたそうです。ダヴィテグロッピはミラタップで購入できるようですね。それにしても本当に繊細です。
トヨタのプリウスのライトもモデルチェンジのたびに細く小さくなっていきますが、ここへの追求は果てしなく続くのか!
突然大好きな車の話になったので、続けて
「ランボルギーニ」イタリア
フォーリサローネで見学。VIP待遇をしていただきました。
ランボルギーニの家具!カッコイイ!!欲しい・・・
併設されているカフェで素敵なカプチーノをいただきました。感激!
お土産に本革の名刺入れをいただいてしまいました。
ありがとうございました。
続いて
人気で大行列だったフォーリサローネ2つ
「ルイ・ヴィトン」フランス
ヴィトンが何をやってくれているのか?世界中の誰もが気になる、おそらく人気NO.1の会場だったのではないでしょうか。
「エドラ」イタリア
とにかく大人気で、ミラノサローネ会場では予約が無ければ入れませんでしたので、フォーリサローネで見学。とんでもなく高額ですが、とんでもなく高品質。ソファが1000万円!!!
ミラノデザインウィークを総括すると
レクサスもフォーリサローネに出展していたようですが、自動車メーカーやヴィトン・エルメスなどのファッションブランドも家具や小物を発表し、垣根がどんどん取り払われて、デザインだけがど真ん中に鎮座する、ますます楽しいお祭り(イイ意味です)になっている気がします。毎年毎年が本当に楽しみだな!そう思わせてくれるあっという間の3日間でした。
続いて
ミラノを堪能した後、人生初のデンマーク、コペンハーゲンへ
第一声は「とにかく街が美しい!」
電柱や電線はこんな感じ
もうたまりません。完全に心を奪われてしまいました。
コペンハーゲンに来た目的は2つ
ひとつ目
冒頭の横浜オフィス廊下に、同じチェアが2つ、色違いで並んでいます。
「フリッツハンセン」デンマーク
この工場&ショールームを見学!
北欧デザインの象徴と言っても過言ではない「フリッツハンセン」。1872年の創業から現在に至るまでの会社の根本哲学を垣間見ることができました。一緒に行った人達からは「感動した」という声が聞こえてきました。工場&ショールームを見て感動するなんて、なかなか無いですよね。超お勧めスポットです。
ふたつ目
弊社VIPROOM内のもうひとつの照明
「ルイス・ポールセン」デンマーク
このショールームを見学
創業1874年、こちらも150年以上も続く伝統あるブランドです。お金を貯めて、何年かに1回買いたくなる。そんな価値あるブランドに感じました。うっとり・・・
コペンハーゲンを歩いて感じたのは、空気がおいしいこと。
これは間違いないと思います。絶対に空気が綺麗です。
また、食事中に話しかけられたデンマーク人の若者に年齢を聞かれ
「53歳」と答えたところ
「クレイジー、めっちゃ若い!」と言われてすっかりご機嫌に!
街や空気の美しさだけでなく、食べ物おいしい、人も優しい、シナモンロール最高!
デンマークが大好きになりました。
帰りの空港とホテル
ここもフリッツハンセン・ルイス・ポールセンだらけ。デンマークの誇り!必ずまた来ますね。
以上、簡単なレポートでした。
来年のミラノデザインウィークは4月21日~26日。次はキッチンなのでまた行きたいです。
皆さんもぜひ、この感動を!
最後までご覧いただきありがとうございました。
令和7年5月 代表取締役 山田 篤