2021.03.10
寝室の窓選びでチェックするポイントは?選び方や注意点もご紹介
こんにちは。中古住宅仲介・リノベーションを行う不動産会社「しあわせな家」の高田です。
ぐっすり安眠できる寝室づくりには窓の選び方も大切です!
今回は、寝室の窓選びについて解説します。
寝室の窓を選ぶ際のチェックポイントや向いている窓の種類、寝室の窓を選ぶ際に知っておきたい注意点などをご紹介します。
寝室の窓を選ぶ際にチェックするべきポイントは?
寝室づくりで一番大切なことは「安眠できる部屋にする」ことです。
これを重視して寝室の窓を選ぶなら以下のような点をチェックしましょう。
窓の大きさ
大きな窓は光をたくさん取り込んで明るい部屋づくりが可能です。
しかし、今考えているのは寝室の窓。
あまり大きすぎると眩しい、暑い、寒い、プライバシーの問題などが気になります。
必要な明るさ・換気を確保したうえで、大きすぎないサイズがおすすめです。
ベッドと窓の位置関係
ベッドに近すぎる窓は、大きさで触れたことと同様に眩しい、暑い、寒い、プライバシーの問題が気になる場合があります。
窓は隣の建物との位置関係も考慮すると良いでしょう。
ベッドと同じ壁側に窓を設置したい場合は、窓のサイズや高さも考慮が必要です。
ベッドの頭の真上に窓があると、眩しさや寒さを余計感じやすくなってしまいます。
なるべく真上は避けて、ベッドから離れた位置に設置すると良いでしょう。
また、高い位置に窓を設けると光が均等に入って暗くならず、寝ているときに直接目に光が入らないためおすすめです。
窓の断熱性能
窓の断熱性が低いと、夏は暑く、冬は寒く感じてしまいます。
安眠できる心地よい室温を保つためにも、窓の断熱性は大切です。
高性能のペアガラスを採用するほか、雨戸や遮光カーテンを設置するという方法もあります。
寝室に向いている窓はどんなもの?窓の種類や特徴をご紹介
寝室に設置するのに向いている窓の種類やその特徴をご紹介します。
ハイサイドライト
高い位置に設置する横に細長い窓です。
高窓とも呼ばれます。
一日を通してベッドに直射日光が当たることがないので、眩しさや暑さを感じにくい、外からの視線を遮ることができるなどのメリットがあります。
ベッドの真上に設置しても眩しさや寒さを感じることは少ないでしょう。
縦すべり出し窓
縦方向の窓枠を回転軸に、室外側へ窓を滑りだして開け閉めする縦長の窓です。
縦に細長いので防犯性が高い、眩しすぎない、換気がしやすいというメリットがあります。
2ヵ所以上設置することで、さらに換気がしやすくなるでしょう。
引き違い窓
2枚のガラス窓を設置し、横にひいて開ける一般的な窓です。
光をたくさん取り込んで明るい部屋にすることができますし、換気もしやすいでしょう。
大きな引き違い窓の場合は、ペアガラスや遮光カーテンなどで断熱対策をしっかりとる、ベッドから離れた場所へ配置することをおすすめします。
寝室の窓について知っておくべき注意点
窓には部屋の明るさや温度、湿度などを調節する役割があります。
快適な寝室をつくるためには、窓の条件に合わせた対策や工夫も必要です。
たとえば、西側に窓があれば夕方の西日が差す時間は暑くなってしまうかもしれませんし、東側なら早朝から朝日が入って目が覚めてしまうかもしれません。
ハイサイドライトや縦すべり出し窓にして光を取り込む量の調節や、遮光カーテンを活用してみましょう。
また、大きな窓にぴったりくっつけてベッドを置きたい場合は結露に注意!
断熱性が低い窓だと寒い時期には結露が起きやすくなってしまいます。
窓にぴったりくっつけてベッドを置くと掃除がしづらく、結露やホコリが溜まりやすく、部屋やベッドが傷む原因にも。
窓を設置する前に、寝室がどんなレイアウトになるか、ベッドをどこに配置する可能性があるかなども考えてみましょう。
安眠できる寝室にするためには窓選びも大切!
窓は部屋の明るさや温度、湿度などを左右する大切なポイント。
安眠できる寝室をつくるためには、窓の大きさや位置、断熱性能などを考えながら選んでみましょう。
機能性とプライバシーの問題を考えると、高い位置に設置する細長いハイサイドライドや、換気のしやすい縦すべり出し窓などがとくにおすすめです。
間取りやレイアウトなどとの関係もありますので、工夫や対策をしながら快適な寝室を考えてみましょう。
こちらでも、安眠できる寝室づくりについてご紹介していますのでぜひご覧くださいね!