2021.08.17

中古住宅の内覧で忘れずに聞くことは? 内覧ポイントやマナーも確認

こんにちは。中古住宅仲介・リノベーションを行う不動産会社「しあわせな家」の山田です。

 

中古住宅の内覧は、間取り図や物件データだけではわからない情報を細かくチェックできるチャンス。

ポイントをもれなく確認するためにも、内覧に立ち会う不動産会社の担当者や売主に聞くことを、あらかじめリストアップしておくのがおすすめです。

 

今回は中古住宅の内覧で聞くべきこと、確認すべきことをご紹介。

内覧の際の注意点やマナーなども、あわせてお伝えします。

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中古住宅の内覧時に売主や担当者に聞いておくべきことは?

中古住宅の内覧では不動産会社の担当者のほかに、売主自身も一緒に立ち会うケースもあります。

物件を見ながら担当者や売主と直接話せる絶好のチャンスです!

 

以下のような点をぜひ聞いておきましょう。

 

周辺環境の情報

スーパーの品ぞろえや価格帯、治安の良し悪し、周辺の学校の評判など。

家の周りにどんなお店や施設があるかは地図でチェックもできますが、実際の印象や暮らしている感想などを聞いてみましょう。

 

交通の利便性

交通に関しても、実際に利用して感じていることを聞いてみましょう。

通勤ラッシュ時の電車の混み具合、信号の待ち時間、道路の渋滞具合など。

便利な近道や中道なども教えてもらえるかもしれません。

 

設備の使い勝手や不具合の有無、リフォーム履歴

長年住んでいる家なら、設備の不具合や経年劣化の修繕履歴があっても不思議はありません。

修繕やリフォームの履歴のほか、現在感じている不具合がないかも確認しておきましょう。

 

近隣の住人や近所付き合い

隣近所にどんな方が住んでいるか、マンションなら上下階の住人についても聞いてみましょう。

ご近所トラブルはないか、近所付き合いはどの程度か、町内会の活動状況はどの程度かなども把握しておきたいものです。

 

売却理由、引き渡し時期の予定

売却理由は必ず確認しておきたいポイントのひとつ。

離婚、親の介護、住宅ローンが払えないなど売主にとってネガティブな理由の場合もあるため、売主ではなく担当者へ聞くのがベターです。

 

ただし、こういった理由であれば物件に問題があるわけではないので、購入には問題ありません。

ご近所トラブルがあった、治安が悪い、周りの商業施設が減って不便になったなどの理由が出てきた場合は、要注意です。

 

また、現在居住中の物件の場合は、引っ越し時期・引き渡し時期がいつになる予定かも確認しておきましょう。

 

 

物件の情報については担当者へ、暮らしていて感じた感想などは売主へ聞いてみると良いですね。

中古住宅の内覧では、そこでの暮らしを具体的にイメージしながら聞くことをリストアップしてみましょう。

 

 

中古住宅の内覧でチェックすべきポイントも確認!

中古住宅の内覧では、そのほかこんな点をチェックすると良いでしょう。

  • 部屋の向きと日当たり
  • 眺望
  • 風通し
  • 騒音の有無
  • 隣家との距離
  • 間取り
  • 収納の場所や量
  • 内装の傷みや汚れ
  • 水回り設備の傷みや汚れ
  • 外観の傷みや汚れ
  • ガスの種類

 

中古住宅の購入後に大きなリノベーションを考えているなら、傷や汚れはそう気にしなくて良いかもしれません。

風通しは実際に窓を開けてみてもらう、間取りは家具を置いた状態をイメージするというのもポイントです。

 

部屋の向きや日当たり、隣家との距離など、リノベーションで変更できない部分は重要ですよ!

都市ガスかプロパンかによっても、毎月の出費が変化するため確認が大事です。

 

中古住宅を選ぶ際の見るべきポイントは、こちらのコラムでも詳しくご紹介しています。

中古住宅の選び方は?見るべきポイントやメリットデメリットをチェック

 

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中古住宅の内覧で注意する点やマナーとは

中古住宅の内覧では、聞くことをあらかじめリストアップし、筆記用具やカメラなど記録用の道具も用意しておきましょう。

 

物件の間取り図をあらかじめもらっておくこと、方角を確認するための方位磁石を持っていくことも忘れずに。

スマートフォンに方位磁石のアプリが入っているなら、それを使っても良いですね。

 

写真撮影は、担当者や売主の許可をもらってから行いましょう。

現在居住中の物件では、写真撮影を断られる可能性もあります。

 

また、あまり大人数で内覧に伺うのもマナー違反。

一緒に住む予定の家族で見に行くのはOKですが、客観的な意見を聞きたいからと同居予定のない親や友人などを連れて行くのは控えましょう。

 

小さい子どもについても、もし預け先があるのであれば同伴しない方が安心かもしれません。

子どもが内覧中に走り回って家や家具を傷つけてしまい、弁償問題になった事例なども実際にあります。

やむを得ず一緒に連れていく場合は、内覧中は抱っこしておくようにしましょう。

 

また、売主本人に「○○円なら買います」と直接値引き交渉をするのは失礼に当たることも。

交渉は不動産会社が担当していますので、後日不動産会社へ伝えるようにしましょう。

 

 

中古住宅の内覧では聞くことをリストアップし、もれなくチェック!

中古住宅の内覧は、間取り図や物件データだけではわからない点をチェックできる絶好の機会。

 

不動産会社の担当者のほかに、売主本人が立ち会うこともあります。

そのような場合には、実際に住んでいるからわかる情報や感想などをぜひ聞いておきましょう。

 

チェックもれのないよう、聞くこと、確認することをリストアップしておくことをおすすめします。

 

また、内覧の際にはマナーを守って、失礼のないよう心がけましょう。

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