2021.06.04

寝室の壁紙の色によって安眠効果に違いが!壁紙の機能にも注目を!

こんにちは。中古住宅仲介・リノベーションを行う不動産会社「しあわせな家」の高田です。

 

色は人間に心理的な影響を与えます。

実は、寝室の壁紙の色によって安眠できるかどうかが変わる可能性も!

 

今回は安眠できる寝室づくりに向け、壁紙の色について解説します。

 

安眠効果が高い壁紙を選ぶポイントを知って、毎日の睡眠をより良いものにしましょう!

 

壁の一部や一面にだけ色柄の違う壁紙を使う「アクセントクロス」を上手に取り入れるコツや、寝室におすすめの機能性壁紙についてもご紹介します。

寝室におすすめの機能

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寝室の壁紙の色は睡眠に影響が! 安眠効果のあるクロスの色は?

色は、心理的に大きな影響を与えるといわれています。

安眠できる寝室にするためには、部屋の中でもっとも大きな面積を占める壁紙の色が重要です。

 

赤やオレンジなど元気が出るようなカラーは気分を上げてくれますが、脳への刺激は強いため寝室向きではありません。

寝室には落ち着いた色、リラックスできる色を選ぶようにしましょう。

 

こんな色の壁紙がおすすめですよ。

 

ブラウン~ベージュ~オフホワイト

大地を連想させる茶系の色は緊張を和らげ、心を落ち着かせてくれる効果があります。

安心感を与えて眠りやすい雰囲気をつくってくれるでしょう。

 

色の濃さは好みですが、色が濃いほど圧迫感が増すため少し狭く見える印象があります。

ですが、よりシックで落ち着いた空間になります。

木目調の柄が入った壁紙を使うのも、おしゃれです。

 

一方、色が薄くなるほど刺激が少なく、柔らかな雰囲気になります。

 

真っ白よりもオフホワイトの方が目に馴染みやすく落ち着く色味なため、ベージュと共に寝室におすすめです。

 

グリーン

植物や自然を連想させるグリーンは、そのナチュラル感で心をリラックスさせてくれる色です。

さらに、目の疲れを癒やしてくれるという嬉しい効果も!

 

安心感、安定、調和といった雰囲気を与えてくれるため、寝室にぴったりです。

 

ブルー

青空や海を連想させるブルーは 、心を落ち着かせてくれる鎮静効果があります。

 

寒色の代表カラーで、夏は涼しげなイメージに。

濃すぎない、爽やかな水色などを選ぶのがおすすめです。

 

グレー

無機質でクール、スタイリッシュな印象を与える色です。

ライトグレーのような明るめカラーにすれば優しい雰囲気になり、ほかの色ともあわせやすくなるでしょう。

 

イエロー

イエローは太陽をイメージさせる暖かみのある色。

心を元気にさせる色でもあるので、リラックスする空間である寝室に取り入れたいなら、トーンを抑えたグレイッシュなイエローを使うと良いでしょう。

 

ホワイトやベージュ系、淡いトーンの色味は全面に使っても馴染みますが、そのほかの色は全面に使うよりも、壁の一部や一面にだけにアクセントで使うのがおすすめです。

次で使うポイントについて、ご紹介しますね。

 

 

寝室にアクセントクロスを貼る場合のポイント

アクセントクロスとは、壁の一部や一面にだけ色柄の違う壁紙を使うこと。

部屋のカラーコーディネートのポイントとなり、部屋の雰囲気をおしゃれに見せてくれます。

 

アクセントクロスを取り入れるなら、ベッドのヘッドボード側にするのがおすすめ。

すぐに視界に入って部屋をおしゃれに演出しつつ、寝るときには気になりにくいので、通常なら寝室には向かないような明るい色・濃い色なども使いやすいです。

 

また、柄の壁紙と無地のカラーの壁紙を組み合わせてみるのもおしゃれです。

その際にまったく異なる色の柄を合わせるよりは、柄の一部に無地で使う色味が使われていると馴染みやすく、違和感がないためリラックスできます。

 

「好きな色があるけど寝室には向かない色だから使えないかな?」と思っている方は、アクセントクロスとして取り入れてみてはいかがでしょうか。

好きな色を差し色として使って、寝室をより好みの空間に仕上げましょう。

 

カーテンやベッドカバーなど、ほかの色との調和や、心理効果も踏まえて選ぶようにすると良いですね。

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寝室の壁紙クロスは材質や機能にもこだわろう

壁紙の材質が持つ特徴や、最近注目の機能性壁紙などを選ぶことで、さらに安眠できる寝室づくりを!

寝室の壁紙におすすめの材質や機能をご紹介します。

 

【壁紙の材質による特徴】

  • 紙︰温かみがある
  • 織物︰吸湿性がある
  • 珪藻土︰調湿性、消臭効果がある
  • 木質系︰調湿性、木の香りがある など

 

【機能付き壁紙】

調湿機能

湿気を吸収したり放出したりして、部屋の湿度をコントロールする機能。

 

就寝中は汗をかくため、寝室は湿気がこもりがちです。

調湿効果のある壁紙なら、寝心地もアップ!

 

珪藻土を使用したものなど、壁紙そのものの通気性をアップさせたものもあります。

 

消臭機能

寝室ではドアや窓を閉めきって眠るので、汗などを元にした臭いがこもりがちです。

消臭機能付きの壁紙を使うことで、寝室にこもる臭いを軽減することができるでしょう。

 

トイレやキッチンといった水回り空間にもおすすめの壁紙です。

 

マイナスイオン機能

天然のミネラル鉱石を含み、マイナスイオンを発散する壁紙。

まるで森林浴のようなリフレッシュ効果を感じられるでしょう。

 

しあわせな家でも、安眠できる寝室づくりに機能性壁紙をご提案しています!

調湿機能壁紙、珪藻土壁紙、空気を洗う壁紙などをラインアップ。

ホルムアルデヒドの吸収分解性能と優れた調湿性能をもつ石膏ボードと組み合わせることで、良い空気の中快適に眠ることができますよ。

 

 

壁紙以外の色にも注意!寝室の家具や寝具の色を選ぶポイント

寝室のカラーコーディネートは壁紙の色のほか、家具や寝具なども共に色のバランスをとるのがポイント。

ベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%の割合でカラーコーディネートするとバランス良くまとまります。

 

  • ベースカラー :壁紙、床、天井など
  • メインカラー:アクセントクロス、カーテン、ベッドカバーなど
  • アクセントカラー:クッションなどの小物

 

壁紙や天井、床はリラックスできるように落ち着いた色でまとめ、好きな色や派手な色、柄物などはメインカラーやアクセントカラーとして取り入れると良いでしょう。

アクセントクロスを取り入れたい場合は、周りの壁紙はホワイトを選ぶか、家具などと同色系の薄い色でまとめるとアクセントクロスが引き立ちますよ。

 

そのほか安眠できる寝室づくりのヒントについて、こちらでも詳しくご紹介しています。

良い睡眠のための部屋づくり。寝室の間取りや内装、環境を解説

 

 

寝室の壁紙の色から安眠を考えよう!

色の持つ心理効果は、安眠にも大きな影響を与えます。

落ち着いた雰囲気でリラックスできる色の壁紙を選ぶことで、安眠できる寝室づくりを考えましょう。

 

寝室の壁紙にはベージュ系やグリーン、ブルーなどの色がおすすめです。

好きな色や濃い色柄は、アクセントクロスとして取り入れると良いでしょう。

 

調湿効果や消臭効果のある高品質な機能付き壁紙も登場していますよ!

壁紙の色や種類を選ぶことで、安眠できる寝室づくりを目指してくださいね。

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