ご縁で広がる、新たなしあわせな家。
木の温もり溢れる自然素材の家づくり Part1

マンション
横浜市都筑区 I 様 中古マンションを大規模リノベーション 
家族構成:ご夫婦 お子様1人 築年数:20年

「リノベーションした友人宅の雰囲気が素敵で、どこでやったの?って紹介してもらったんです。」
6年前にお手伝いさせていただいたお客様TさんとIさんはご友人同士。
心地良い暮らしの風景から伝わった「いい雰囲気」が、新たなしあわせな家づくりに繋がりました。

  • 売買担当 高田 邦穂
  • リフォーム担当 望月 陽介
  • 現場担当 宇久 泰生

出会いは友人宅で感じた「いい雰囲気」から。

はじめは戸建の新築も考えていたIさん。「出来上がったものだと自分たちらしさを感じないし、一から好みの新築をつくるには予算的に難しいし…。」と、決めかねていたそう。
「自分たちの理想の家ってどんな感じだろうって考えていたとき、以前遊びに行った友人宅がすごくいい雰囲気だったことを思い出したんです。それがしあわせな家のリノベーションでした。自分たち好みにとことんこだわっているのに、他の人が見ても住みたくなるデザイン。住み継ぐという考え方もいいなと思いました。」とIさん。
住む人に大好きになってもらって、ずっと住み継がれるような「いい雰囲気」の家。写真はご友人のTさん夫妻(当時の様子)。リフォーム担当は今回と同じく望月。つくり手も「住みたくなってしまった」というしあわせな家です。

窓の外の景色からインスピレーションを感じて、
自然素材の家づくりが始まりました。

新しい住まいを探すとき、何を重視するかは人それぞれ。Iさんがはじめに決めたのは立地でした。通勤の便もいい立地ながら緑に囲まれた街、お天気のいい日は富士山もきれいに見えます。
「内覧に来たとき、ベランダから見える緑いっぱいの景色と吹き抜ける風が気持ち良くて、ここだ!って思いました。」というIさん。 この景色を見たときから「自然素材にこだわった“自然を感じる家”がいいね」という、理想の住まいのイメージが生まれたそう。
しかしここに辿り着くまでには、数々の内覧めぐりがありました。
「1日に4~5軒見て回りましたね。たくさん見過ぎて記憶するのが大変。でも内覧チェックシートがあったからすごく助かりました。」とIさん。

内覧時チェックシートには、物件情報だけでなく
そのときの心の動きも記録します。

内覧時チェックシートとは、同行している売買担当者が内覧物件ごとに記入し、内覧結果の要点をまとめて後日お渡ししているものです。物件の基本情報はもちろんのこと、物件特有の長所・短所、ここならどんなリノベーションが考えられるか、ご家族それぞれの生活に合わせた検証をし、記録します。
「素人では気づかないような専門家の視点や、マイナス面も隠さず書き出してくれて助かりました。それから担当の高田さんのコメント!これがまた良かったんですよ。”この部分は奥様はあまり気に入ってなかったようです”とか、”ここはお二人とも好印象のようでした”とか、私たちの表情まで見ていてくれていて、楽しく思い出すことができました。」とIさん。

無垢材と間接照明が印象的なLDKの天井。
一番のお気に入りポイントになりました。

リビングの入り口部分は、もともと和室があった場所。ひと部屋減らすことで、広々としたリビングになりました。
畳のコアガリ設置も迷ったという奥様でしたが、お子さんの成長に合わせて柔軟に配置を変えられるように、空間にゆとりを残しました。今はお子さんの遊び場にしている入り口部分は、天井にあえて段差をつくって間接照明を設置。無垢板材を貼った部分がゾーンニングの役割もしてくれるので、壁のない子供部屋のようです。用途が変わっても配置換えしやすい設計です。
「想像もしなかった設計ではじめはびっくりしましたが、つくってみたらすごく素敵なんです。今では一番のお気に入り部分です。」と奥様。間接照明は色が白→黄に変わるLED。季節や時間帯、気分で変えてもいいですね。

緑いっぱいのベランダに向かって、風が吹き抜けるリビング。

「緑と風が本当に気持ちいいんです。」とIさん。
上層階なのに窓の外いっぱいに見える緑と抜ける空は、リビングに主役にしたい景色です。「自然を感じる家」というテーマにふさわしく、至る所に無垢材が使われています。内窓を木製にしたことで、より緑とマッチして統一感が生まれました。光も風も優しく感じる、木の温もり溢れるリビングになりました。

探し求めていた床材は
木目の美しい北海道のミズナラでした。

Iさんが一番こだわった素材は床材。大きな面積をしめる床材は、部屋のイメージを決める大事なポイントです。理想の床材を求めてたくさんのサンプルを取り寄せました。木色、木目、肌触り、やはり実物を見ないと分からないことがたくさんあります。
「なかなか理想のものが見つからなくて、北海道まで見に行ったんですよ。」と驚きの発言。旅行を兼ねての素材探しとは!家族みんなで家づくりを楽しんでいる様子が伝わりますね。北海道で見つけたのは、少しグレーを帯びた落ち着いた色味と木目が美しいミズナラ。足触りも気持ちいい抜群の質感で、歩くたびに嬉しくなるような床材です。北海道まで行った甲斐がありましたね。

TVボードは限りなくシンプルに。

壁に一枚の板が浮いているようなTVボード。素材は床材と合わせた無垢材で造作しました。漆喰の白い壁に似合う、限りなくシンプル佇まいが、素材の良さを引き立てています。
TVを壁掛けにすることを前提にしたデザインは、オリジナルを追求できるリノベーションならでは。お手持ちのTVとスピーカーのサイズから割り出したバランスで設計した、シンプルながら贅沢な設計です。厚めのボードの重厚感が、無垢材を贅沢に使ったリビングの雰囲気にピッタリです。

Pick Up

緑の景色につながる天井板の視覚効果で、
扉を開けた時の印象を心地よく。

暮らしの中心にあるリビングの入口は、一番出入りする場所。「扉をパッと開けたときの印象」がとても大切です。
Iさん邸は、玄関から続くまっすぐな廊下を抜けて扉を開けると、緑いっぱいの景色が明るく広がって、何とも気持ちがいい感覚です。
この気持ちよさを手伝っているのは、天井板の存在。ヘムロックという無垢材の羽目板で、廊下から同じ方向で貼りつなげることで、窓方向へ向かう視覚効果が生まれ、扉を開けた時の広がりが増しました。扉もクリアなガラスが入ったものを選んで、リビングの気持ち良さが廊下にも伝わるようにしました。

LIXILとIKEAキッチン収納を違和感なくミックス。

コスパに優れ、組み合わせ自由でおしゃれなIKEAキッチンは不動の人気。でも日本ブランドの安心性能も捨てがたい…とお悩みの方も多いかも。
Iさん邸ではお互いのいいとこ取りのキッチンをつくりました。色は合わせやすい白に統一、キッチンはLIXILの直線的なデザインのタイプを選びました。右の収納キャビネットがIKEAのもの。テイストが合っているので、違和感なく設置できました。さらに無垢材を使ってカウンターを造作し、部屋全体のイメージに合わせたことで、Iさん邸らしいオリジナルなキッチンになりました。

2way洗面スペースをやめて収納力をUP。
プロのアドバイスでDIYも上手にできました。

もともと洗面スペースは2way構造でした。廊下からもキッチンからも出入りできる形です。2wayは家事の時短に効果的ですが、Iさん邸では収納力UPを優先。通路を無くして出来たスペースで、キッチン側にパントリーを、洗面側には収納棚をつくりました。
洗面両サイドにも壁の厚みを利用した収納があります。右側は既存の収納スペースでしたが、扉を無垢材に変更。左側はニッチをつくり、無垢材の棚板をつけてイメージを統一。ネットで見つけた鏡とタイルはDIYで設置しました。
「簡単に取り付けられるDIYタイルですが、鏡の位置とタイルのバランスって意外と難しい…。悩んでいたら大工さんが、こんな風にしてみたら?って下絵を描いてくれたんです。プロに気軽に相談できるなんて嬉しいですね。」とご主人。

寝室と廊下をつなぐ
L字型ウォークスルーファミリークローク。

ここは納戸でもなく、ウォークインクローゼットでもなく、家族の収納を1箇所にまとめた、言わば「ウォークスルーファミリークローク」です。
和室を1部屋減らしたことで出来たスペースをここにも活用しています。収納を各部屋につくるのではなく、部屋からも廊下からもアクセスできる、通り抜けられるたっぷりの収納庫です。
「前の家では、各部屋のクロゼットのサイズに合わせて仕舞うものを決めていたので、あちこち収納が分散して整理しづらかったんです。今は大きさに左右されないので、用途に合わせた整理が出来て、すごく使いやすいです。」と奥様。
照明は人感センサー付きなので、どこから入ってもパッと明るくなります。

床板と天井板のタテライン効果と間接照明で、明るく広々とした廊下になりました。

前のお住いは、玄関から廊下が暗く狭い印象だったそう。玄関からの通路を広げるのは構造的に難しくても、収納の形や外光の取り入れ方の工夫で、こんなに明るく広い印象に変えることができます。既存の下駄箱は取り払い、オープンラックに変更。あえて全面収納にはせず、一部ベンチにしました。玄関横の洋室の壁に室内窓を設置、洋室に入った外光をそのまま玄関にも届けるためのアイデアです。見た目にも無垢材の窓枠がかわいく、玄関のアクセントになりました。床板と天井板がまっすぐリビングへ伸びる、この視覚効果も広く見せるポイントです。玄関の照明は、間接照明も含め、全て人感センサーに反応する自動点灯。
「前の家は玄関が暗かったので、明るくしたかったんです。」と嬉しそうな奥様。リビングからの光と風が、玄関まで通り抜けます。

みんなで塗ったスイス漆喰。愛着も湧いて、いい思い出になりました。

自然素材にこだわったIさん、壁は白が美しいスイス漆喰を選びました。空気清浄作用のある漆喰は、自然素材が呼吸しているようなIさん邸にピッタリです。リビングの壁はプロにおまかせですが、小さい部屋は家族でDIYで塗りました。「費用の節約ということもありましたが、家づくりに参加する楽しみもありました。思ったより大変で友人にも手伝ってもらったり(笑)。でもいい思い出になりました。ぐっと愛着も湧きましたね。」とTさん夫妻。プロと比べると差は歴然なんですけど…と笑顔でDIYの場所を教えてくれました。左のお部屋は将来お子さんの部屋にと考えている場所。現在はご主人が在宅ワークをする時に使っているそう。窓際のデスクは余った木材でご主人がDIYされました。

緑を眺めながら自然を感じられる場所に
憧れのカフェスペースを設置。

「カフェみたいな雰囲気に憧れていたんです。」と奥様。
キッチン横につくったカフェスペースは憩いの場所。木製の窓枠がカフェの窓際席のような佇まいです。優しい光が差すこの場所で、緑いっぱいの景色を眺めながら、ゆっくりお茶を飲む時間がお気に入りだそう。
ここは家族揃って食事をする場所でもあります。日々自然を感じながら過ごす家族の風景っていいですね。

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