年末コラム2019「しあわせな家ってどんな家?」

皆さんこんにちは。リノベーションが得意な中古住宅専門の不動産会社、株式会社しあわせな家 代表取締役の山田篤です。

毎年恒例の年末コラムを書きました。

【過去の年末コラム】
2009年「不動産営業のあるべき姿
2010年「私の役割
2011年「職人の肌感覚
2012年「結論は人間力と3.3倍
2013年「NZの中古住宅売買から学ぶこと
2014年「住まいの幸福度、世界一を目指す!
2015年「中古住宅購入の注意点
2016年「短く!わかりやすく!解説する。リフォームとリノベーションの違い。
2017年「AI時代を見据えた、マイホーム購入成功のカギ
2018年「カリフォルニアの中古住宅売買から学ぶこと

唐突ですが、、、
今から5年程前の社内ミーティング。皆で真剣に話し合ったテーマはこれでした。

「しあわせって何だろう?しあわせな家ってどんな家?」

ホームページをリニューアルした為、今では閲覧できなくなっていますが、このミーティングの内容をこんな風にホームページに公開していました。その始まりはこうです↓

 

しあわせって、つかみとるものではなく、感じるものですよね。
しあわせは十人十色、様々な色があるわけで、これを定義する必要はないのでしょうが、しあわせを感じる上で、そのベースとなる環境はこれらではないでしょうか。

  • 適度なお金、適度な時間があること。
  • 大切な人がいること、他人に必要とされること。
  • 元気であること、健やかに暮らせる住まいがあること。

こう考えると、
「しあわせな家は、お金に無理をしないで手にする、健やかに暮らせる住まい」
と言えると思います。「人+建物」という字が「健」なので、住まいは「健やかさ」を第一に考えて良いのではないでしょうか

 

学校の授業でやってもよさそうなテーマですが、これを真剣に話し合ったことがある人はほとんど居ないのではないでしょうか?さらにこう続きます↓

 

それでは具体的に、健やかに暮らせる住まいとはどんな住まいでしょうか?健やかに暮らせる住まいとは、日々の暮らしに「ストレス」を感じない、かつ、 「心の贅沢」を追求した住まいではないでしょうか?

【ストレスの原因】
収納
断熱性

陽当たり
風通し
利便性
動線
段差
電気容量
安全性
耐震性
湿気 etc 

【心の贅沢】
好きな色
自分の居場所
自然素材を使った内装
理想の生活シーン(コト)の実現
遊び心
照明計画 etc

これらを踏まえ、私達はしあわせな家をこう定義します。

しあわせな家は、お金に無理をしないで手にする、ストレスフリーで心の贅沢を追求した住まい。

 

 

あらためて読み返してみると、「心の贅沢」という言葉は「心の満足」と書き換えた方がしっくりきます。自分の変化なのか?世の中の変化なのか?昔の文章を読んでみると、今の自分はこういう言葉は使わないなということが多々ありますね。
ホームページはまだまだ続きます↓

 

しあわせな家をみつける上で大切なこと

たとえ湯水のごとくお金を使うことができたとしても、欲しい物を明確にしないまま先に進んでも、決して満足は得られません。逆に予算が決まっているからこそ、お金の使い方を熟考し、しあわせな家を手にすることができると考えます。つまり、

欲しい物に気が付く事+優先順位を付ける事=自分にとってのしあわせな家とは何かを決めること → 満足

これが大切です。私達と一緒に考えましょう。

家こそ自分らしくあってほしい。
普通に見えるかもしれないけど、自分にとっては普通じゃない。
自分らしい住まいが何気ない日常をしあわせにしてくれます。

 

皆さん、いかがでしょうか?どう感じられましたか?
今年もたくさんの自然災害があり、上記ストレスの原因にある「安全性」について、あらためて考えさせられた方も多かったと思います。
私自身も、体調を崩して人生初の入院をしたことにより「健やかに暮らす」ことの大切さを実感したり、家族の生活の変化により「利便性」のところに?が生まれて、1年前には想像もしなかったデュアルライフ(二拠点生活)をスタートさせることになったりと、激動の一年になりました。

人も、世の中も変化します。この変化のスピードは年々早く、そして激しくなっているように感じます。しかし、変化を恐れて臆病になっていては、良いことは少ないでしょう。重要なのは、たとえ後悔したとしても次に進むパワーを持てるように、しっかりと納得してから行動をとることです。

自分にとっての「しあわせな家」とは何なのか?答えは簡単にはみつからないかもしれませんが、ここを真剣に考えてから家を買うのと、そうでないのでは、未来の自分に大きな差が出ると思います。

2020年。5G元年になるわけですが、AI時代が進めば進むほど、お客様と一緒にこういう事に真剣に向き合う会社が必要になると思っています。どんなに時代が変化しても、ここだけはブレずにやっていこうと決めています。あらためてこの想いを強くした2019年でした。

繰り返します。

 

しあわせな家は、お金に無理をしないで手にする、ストレスフリーで心の満足を追求した住まい。

 

決めるのは皆さんです。私達の役割は、皆さんのパートナーとして「しあわせな家」をみつける為の「道しるべ」になること、目の前のお客様ひとりひとりに真剣に向き合い、どこにもない深さでお客様のしあわせな家を追求することです。

お陰様で節目の12期を終えようとしています。たくさんのノウハウが蓄積され、たくさんの「しあわせな家」のお手伝いをさせていただいております。本当にありがとうございます。そして、今後も末永く、どうぞ宜しくお願い致します。

それでは最後にいつものフレーズを。
未来が楽しみで仕方ありません。
頑張ります!

令和元年12月吉日 代表取締役 山田 篤