IKEAキッチンから始まった
資産価値の高い部屋づくりPart2

マンション
東京都文京区 M 様 中古マンションを中規模リノベーション 
家族構成:ご夫婦 お子様2人 築年数:20年

他にもたくさん!
「こだわりのリノベ ポイント」

コアガリ和室は、
スクリーンを閉じて夜は寝室に。

昼間は子どもたちの遊び場になっているコアガリ和室も、夜は家族みんなで並んで寝られる寝室になります。
スライドスクリーンを閉めれば、完全個室に。お父さんの帰宅が遅くなっても、お子さんを起こしてしまう心配もありません。スライドスクリーンは上から吊るタイプなので、レールは上部のみ。オープン時はすっきり壁の裏側に隠れ、存在を感じません。見た目の美しさと機能の両立を図っています。
完全オリジナルのサイズ感ですが、設計段階から打ち合わせを重ね、一番使いやすい幅どりを決めました。現場の大工さんの手による造作だから出来るオーダーメイドです。

IKEA キッチンにして余裕が出た予算で
洗面ボウルも買えました。

「キッチンを購入した時、たまたまキャッシュバックキャンペーンをやっていて、既存のまま使おうと思っていた洗面スペースもリノベーション出来ちゃいました。」と嬉しそうな奥様。
洗面ボウル、水栓もIKEAのもの。棚付きの洗面台は、スペースぴったりサイズに造作。壁にもニッチをつくって、余すところなく収納を確保。木材にタモを使っているから、市販のボックスとも合わせやすく、統一感が生まれました。
北欧デザインのIKEAと相性のいい色合いのタイルを合わせて、大人かわいい洗面スペースになりました。

造作の長押ラック、
実はお父さんの懸垂棒なんです。

リビング上部には、どこにも売っていないようなサイズの長押ラックがあります。スペースに合わせてオリジナルで造作したもの。同じく造作したウォールシェルフと木色を揃えて、リビングのアクセントになっています。
この長押ラック、ただの飾り用途ではないんです。「見た目がいい懸垂棒が欲しい」というご主人のご要望で生まれました。成人男性の体重を支えられる強度を得るには、下地補強にも工夫が必要。設計段階から検討に検討を重ねて「長押ラックにしか見えない懸垂棒」の完成です。
「雨が急に降ってきた時の洗濯物避難場所にもいいんですよ。」という奥様。賃貸にした時にも、いろんな用途で使ってもらえそうです。

壁に完全収納されるスライドドア。

玄関からリビングへつながるドアは、壁に収納されるスライド式。全開にすれば完全に壁に隠れるので、まるでドアのない通路のよう。
ウォールナットの床板が玄関からつながるので、リビングとひと続きの広い空間に感じます。ベランダの光が玄関にまで感じられ、風が通り抜けるようになりました。閉めても型ガラスで採光が得られます。グレイッシュな深いブルーはウォールナットと相まって、なんとも素敵です。隠せるドアですが、出しておきたくなりますね。

床は無垢のウォールナット、
自分たちでオイルメンテして育てます。

床材は、無垢のウォールナットにしたかったというご主人。落ち着いた雰囲気になるウォールナットは、男性にも人気。将来賃貸にした時にも、カッコいいシングルライフを好む世代にも人気が出そうです。
小さいお子さんがいるご家庭で無垢の床材は心配という方も多いですが、定期的にオイルを塗ってメンテナンスすることで、経年劣化ではなく、いい味が出て育ってゆきます。こちらは浸透性のオイルを使用、ウォールナットのしっとりした風合いもしっかり残っています。

隠す収納より、見せる収納へ。

納戸は扉を閉めてしまえば、どんなに詰め込んでも外から見えない利点もあります。でもここはあえてオープンな収納へ変更。
左のWICは市販の収納ボックスがちょうど収まる幅を計算して設計。既存の窓は活かして風通し良く。
「ひと部屋に詰め込む納戸より、仕舞ってあるものが一目で分かって、使い勝手が断然いいです。最後まで納戸を残すか悩みましたが、リノベしてよかったです。」と奥様。土間は自転車やベビーカーも置ける余裕を確保。マンションにはあると便利なスペースです。シューズ収納棚は可動式なので、靴のサイズに合わせて自由に高さを設定できます。一段飾り棚にしたことで、玄関に入った時の印象も素敵ですね。

プロジェクターを TV の代わりに。

リビングには、お子さんたちが三輪車に乗ったり、走り回ったり出来るコルクマットのスペースがあります。ここは出来るだけ広いスペースを確保したい場所。
Mさん家はTVをあえて置かず、プロジェクターで映像を楽しんでいます。近年、高画質化、短焦点化など、家庭でも取り入れやすいプロジェクターが出てきました。部屋をできるだけ広くすっきり見せたい方に密かに人気です。
ソファ対面の壁は、投影場所に出来るように、何もない白い壁を広く残しています。PCモニタで映像が観られる時代、TVよりプロジェクターで大画面の迫力を楽しむという選択も増えてきそうです。

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