2014.07.18

こんな買い方、いかがですか?

先週から販売をスタートした「Renon鴨居プロジェクト」
「何これ?何これ?」と内覧した人が笑顔になり、子ども達が嬉しそうに走り回る、そんな住まいになっています。
あまりのインパクトのせいか?現実離れを感じてしまう人も居るようなので、この住まいをこんな風に買うとイイのでは?という生活提案をしてみたいと思います。

こんな買い方、いかがですか?

私達はなぜこういう住まいを造っているのか?

私達が目指しているのは、多くのお金をかけなくても豊かに、しあわせに暮らすことができる。そして、イイ家を持つことが貯金になる、家をリフォームすることが貯金になる。そんな世の中です。
現状、注文住宅がベストですがそれには多くのお金がかかります。しかも、家は10年で半値、リフォームしても査定価格にほとんど反映されない、こんな世の中なのです。
これでは成長から成熟フェーズに入った時代にマッチしません。そこで私達は、中古にスポットライトを当て、それをどう活かすかを考えています。

豊かな暮らし、しあわせな暮らしをする上で、住まいはとても重要です。「今の住まいはあなたのライフスタイルに合っていますか?」こう質問されて「yes」と答える人は決して多くはないはずです。これは、消費者が間違った選択をしているからではなく、私達、住まいを提供する側に問題があるからなのです。住まいが足りない時代に出来上がった「効率」を重視した住まい造りの仕組みから脱却できないことが問題なのです。つまり、私達がもっと「生活」に踏み込み、より「世代」にマッチした住まいを提供する必要があるわけです。

では具体的に、ライフステージを6つに分けて考えてみます。

ステージ1:ひとり暮らし
ステージ2:ふたり暮らし前期
ステージ3:子育て前期
ステージ4:子育て後期
ステージ5:ふたり暮らし後期
ステージ6:終の棲家

それぞれのライフスタイルに合った住まいを想像してみてください。
このステージは駅近マンションが良いが、このステージは落ち着いた一戸建が良いな。etc。
今回の「Renon鴨居プロジェクト」は、「ステージ3:子育て前期」にマッチした住まいであり、「ステージ2:ふたり暮らし前期」でもOKですね。具体例を挙げてみます。
子どもが2歳の3人家族。中学校に上がるまでの10年間住む家と考えます。
物件価格は1570万円。これに諸費用が約100万円かかります。自己資金を200万円準備し、残り1470万円を住宅ローンにします。

借入額1470万円、変動金利1.175%、25年返済で56,573円/月。これに管理費等15,000円がプラスされるので、計71,573円/月です。これは楽ですね!

10年後、住み替えを考える時点の残債を計算すると、約930万円です。頑張って毎年93万円の繰上返済ができれば残債ゼロに。
もし売りに出すとしても、築44年が築54年になっても大きく下がる可能性は低く、930万円を下回る可能性は低いでしょう。
賃貸に出すという手もあり、駅近なのでニーズが多く、家賃は10万円前後なので赤字になる可能性は低いですね。

生活面は、駅から徒歩3分で保育園も近く、共働きにはもってこいです。小学校も子どもの足で5分程。買い物は駅前のダイエーも、10分歩いてららぽーともあります。横浜線は都内に出るのに乗り換えは必須ですが、乗り換えは無いが駅まで遠いよりは良いと考えることもできます。

そして何より、この間取り。船の周りを走り回る子どもの様子は、親達を笑顔にします。子どもにとっても、友達を家に呼びたくなる自慢の住まいになるはずです。また、こんなにカワイイキッチンで料理をすることは奥様のテンションも上がるはずです。決して広くはないですが、家族が豊かに、しあわせに暮らすことができるはずです。
こんな買い方、いかがですか?

実は今、中古住宅売買の世界は大きなルール変更が行われようとしています。これまでの築年数により一律に価値を減少する仕組みから、しっかりとした家は、その分きちんと価格に反映される仕組みに変更されるのです。あと数年で必ずこうなります。
そうなれば、イイ家を持つことが貯金になり、リフォームすることも貯金になりますので、住み替えがしやすい世の中になります。そうなると、先程挙げたライフステージに合った住まいに引越しを希望する人が増えますので、イコール、私達がそのライフステージに合った住まいを提供する必要性が増していきます。ということで、私達はひと足先にこういう生活提案を行っているわけです。今後も、ひとり暮らしの住まいとは?ふたり暮らし後期の住まいとは?などなどドンドン生活提案をしていきますのでご期待ください。

「ひと昔前まで、日本人はあまり住み替えをしない国民性だったのよ。今ではライフステージに合わせて住み替えをするのが当たり前なのにね。」

こんな時代が早くやってくるように、住み替えをしたくなる魅力的な住まいをたくさん提供していきます。アイデアはドンドン浮かんできます。未来が楽しみで仕方ありません!

平成26年7月18日 山田 篤

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